社会貢献活動マップ

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中近東
東アジア
アジア・大洋州
日本
北米ブロック
伊藤忠インターナショナル会社
ニューヨーク地区寄付運動に物資を寄付
2024年12月、伊藤忠インターナショナル会社(III)では、非営利団体New York Society for the Prevention of Cruelty to Childrenを通じて、団体が支援する虐待やネグレクトの被害に遭っている子どもたちにホリデーギフトを寄付しました。15名強のIII有志社員が個人で購入したスポーツ用品、玩具、人形、ボードゲーム等のギフトはホリデーシーズンに合わせて団体に送りました。団体からは「心のこもったギフトがホリデーシーズンに子どもたちに笑顔と喜びをもたらします。」というお礼のメッセージを頂きました。


世界食料デー記念イベントを実施

2023年10月、伊藤忠インターナショナル株式会社(III)は、世界の飢餓と栄養不良について考え、解決することを促進する世界食料デーに合わせたイベント「おにぎりアクション」に参加しました。「おにぎりアクション」は、日本食を通じて飢餓と肥満の解決に取り組む非営利活動法人TABLE FOR TWO(TFT)による、おにぎりにまつわる写真の投稿を募って貧困層の子供たちに学校給食を提供する活動です。
当日、III 本社では、TFT USA代表者がプレゼンテーションを行うと共に、III 食料部門が子会社であるICREST International LLCを通じて米国で販売展開されている田牧米のプレゼントもあり、80名を超える社員が参加して、様々なおにぎりの写真をSNSや専用サイトに投稿し、より多くの子供たちに給食が与えられるように支援しました。
中南米ブロック
伊藤忠ブラジル会社
在ブラジル日系人向け老人ホーム「憩いの園」バザー参加
1958年にサンパウロで開園した、主に日系人を対象とする老人ホーム「憩いの園」にて毎年行われるバザーに例年参加しています。バザーにはナショナルスタッフ・駐在員・家族計35名が参加し、2日間にわたり餃子の屋台を運営。社員からの寄付金で材料などを仕入れ、屋台の収益金を全て寄付します。2024年は、寄付金と売り上げから材料費を差し引いて、合計10,908レアルを寄付できました。また、伊藤忠ブラジル会社としても5,200レアルを憩いの園に寄付しました。


ホームレス支援のための古着寄付活動に参加
2024年7月、サンパウロ市のホームレスに対する支援活動を行うNGO「Exército da Salvação」を通じて、冬服の古着寄付を実施しました。冬服寄付の実施は今回で3年連続となりました。サンパウロの冬場は冷え込み十分な衣服を持たないホームレスの方が体調を崩したり亡くなったりするケースが見られます。社員から寄せられた古着を取りまとめて送付し、後日NGOスタッフにより配布活動が行われました。


Instituto Mano Downへの支援
伊藤忠ブラジル会社は、ダウン症やその他の障害を持つ人々のインクルージョンを推進する団体Instituto Mano Downに30,000レアルを拠出し、山口中南米総支配人とブラジル会社スタッフ2名が2024年11月28日に開催されたセレモニーに出席しました。この金額は、企業が所得税の一部を文化的・社会的プロジェクトの支援に充てることを認める「Rouanet法」を通じて拠出されました。同団体は伊藤忠が出資するCSN Mineração S.A.が所在するミナス・ジェライス州ベロオリゾンテ市に拠点を置いています。資金は、教育支援、芸術活動、医療サービス、就職準備などのプログラムを拡大するために使用されます。この支援を通じて伊藤忠ブラジル会社は、インクルーシブで持続可能なブラジル社会を実現することを願っています。


伊藤忠エクアドル会社
プルラウア火山での植林活動
2023年10月、伊藤忠エクアドル社員とその家族で、キト市及びNPO法人MINGAS POR EL MARの協力のもと、首都郊外にあるプルラウア山麓の荒れ地に当国固有の苗木を200本植え、その後周辺のゴミを拾い集める社会貢献活動を行いました。これらの苗木が健康に成長し、環境だけではなく同地域に住む人々の生活の質向上に役立つことを願っています。伊藤忠エクアドルは今後とも地域社会に貢献します。


欧州・CISブロック
伊藤忠欧州会社
欧州・CISブロックでのTABLE FOR TWO 「おにぎりアクション」協力
伊藤忠欧州会社は、TABLE FOR TWO(TFT)が開催する「おにぎりアクション2024」に協賛をしました。開発途上国が抱える飢餓と、先進国が抱える肥満や生活習慣病を、同時に改善することをミッションに活動するTFTの「おにぎりアクション」は、10月16日の世界食料デーに合わせ開催されたイベントで、日本の代表的な食べ物「おにぎり」を通じて支援を必要とする子どもたちに給食を届けることができます。おにぎりにまつわる写真を特設サイトまたはSNSに投稿すると、1投稿につき5食分の給食が寄付される、誰にでも参加できるキャンペーンです。
10月24日に伊藤忠欧州会社、11月8日にはイスタンブール駐在員事務所にて、TFTによるセミナーが開催され、参加者はTFTの活動やおにぎりアクション、また、お米やおにぎりについて学びました。11月14日には欧州・CISブロック内13か国の社員が集まり、おにぎりを楽しみながらこのアクションに参加しました。



Hackney foodbankの支援

伊藤忠欧州会社では、2023年よりHackney foodbankを通じて、ロンドンのハックニー地区の支援を必要とする人々に、食料品や日用品を届けています。Hackney foodbankによると、ロンドンでは70万世帯が貧困状態にあると推定され、特に伊藤忠欧州会社が位置するハックニー地区では、45%もの子どもが貧困状態にあると言われています。伊藤忠欧州会社では、オフィスに寄付品を募る箱を設置し、社員から食料品や日用品を集め、定期的にfoodbankに届けています。
FRUITFUL OFFICEを通じた植樹支援

フルーツ
伊藤忠欧州会社では、FRUITFUL OFFICEを通じて、果樹の植樹を支援しています。FRUITFUL OFFICEは、オフィスに新鮮なフルーツを届けるサービスを提供しており、2023年10月からバスケット1つのオーダーにつき、1本の果樹を植える活動をしています。伊藤忠欧州会社では週に2回バスケットをオーダーしており、2024年12月までに126本もの果樹が植えられました。
英国盲導犬協会の支援
伊藤忠欧州会社では、2022年より英国盲導犬協会の「Name a Puppy」を通じ、盲導犬候補となる子犬に名前を付け、育成支援をしています。子犬の名前は毎年社内で公募し、2022年「MIRAI」、2023年「SORA」に続き、2024年は「YUME」と名付けられました。盲導犬としての訓練は、満1歳から20週間に渡り行われます。私たちがサポートした盲導犬が、助けを必要としている人たちのパートナーとなって活躍する日を楽しみにしています。

「YUME」

伊藤忠欧州会社スタッフ
伊藤忠イスタンブール駐在員事務所
TEMA財団へ苗木の寄贈
伊藤忠商事イスタンブール駐在員事務所は2024年10月、TEMA(Turkish Foundation for Combating Soil Erosion, for Reforestation and the Protection of Natural Habitats)に苗木300本を寄贈しました。
1992年にトルコで設立されたTEMAは、土壌の保護を目指しています。なぜなら土壌は食料の供給源であり、生き物の生息地だからです。また、海に次ぐ最大の炭素吸収源である土壌は、気候危機対策においても重要な役割を担っています。土壌侵食は、歴史的に見てもトルコにおける最大の問題のひとつです。
気候変動の影響により、夏季は森林火災の危険性が非常に高い時期となっています。イスタンブール店のメンバーは、最近森林火災が発生したチャナッカレの植林活動のため、合計300本の苗木を寄贈しました。寄付後、TEMAより感謝状をいただきました。


伊藤忠ハンガリー会社
オフィスにチャリティー・ボックスを設置

伊藤忠ハンガリー会社では、従業員からの寄贈品を集めるための「チャリティー・ボックス」を2022年からオフィスに設置しています。寄贈する物は、古着、古本、もう使わなくなった玩具など、状態の良いものであれば何でも受け付けています。寄贈品が十分に集まると、伊藤忠ハンガリー会社の運転手が、その都度選定された慈善団体に直接、届けています。従業員それぞれの家庭で不要になったものを集め、必要とする人々に届けることは、双方にとって有益な活動です。私たちは持続可能な社会の実現のため、一人ひとりが出来ることを実行しています。
伊藤忠ベオグラード駐在員事務所
ペットボトルのキャップを集める慈善活動「Cap for Handicap」に参加
ベオグラード事務所は長年にわたり、ペットボトルのキャップを集める慈善活動「Cap for Handicap」に参加しています。この活動は、市民や企業がペットボトルのキャップを集め、慈善団体が硬質プラスチックをリサイクルする企業に販売するもので、集められた資金により、障がいのある方のための新品または中古の装具が購入されています。


アフリカブロック
伊藤忠ナイロビ駐在員事務所
マラウイのゴマ生産地域へのインフラ提供

マラウイは農業を主要産業としており、需要の高まりから近年ゴマの生産量を伸ばしている産地の一つですが、後発開発途上国とされており、安定的な生産のためには現地農家の生活環境の改善が不可欠です。
伊藤忠商事は竹本油脂株式会社と共に、現地サプライヤーやNGOを通じ、同国の生活基盤向上を支援する仕組みを構築しました。その第一歩として、2022年度に、チクワワ地方で新設されたヘルスセンターに緊急車両と医療機器の提供を行いました。これにより更に広範囲の農家が病院を利用できるだけでなく、より緊急性の高い状況にも対応が可能となります。2023年度は、安全な水へのアクセスのために井戸9基を建設しました。これにより、場所によっては片道2~3kmもの道のりを約2時間かけていた水汲みが数分で済むようになり、その分の負担が減り、子供も学校の授業に集中できるようになりました。2024・2025年度は、農家を組織化し、グループ毎に営農指導と販売指導を行います。それにより効率的なゴマ生産と販売を支援します。また、生産したゴマを安全に保管・管理できる倉庫も建設しています。今後も継続的に取組みを推進していきます。



伊藤忠アディスアベバ駐在員事務所
エチオピアのコーヒー豆生産地における次世代育成支援
エチオピアは世界有数のコーヒー豆生産地であり、エチオピアのコーヒー豆は特徴的な香りから日本では「モカ」として人気があります。しかし生産地では「コーヒーの2050年問題」と呼ばれる、気候変動による生産エリアの減少の懸念があり、病害等による生産性の悪化、経済的苦境等による生産量・生産者の減少が深刻な問題となっています。この対策の一つとして、適切な農法の知識を得るための教育環境の改善が必要です。
そこで伊藤忠商事はファミリーマートと共同で、2024年4月から6月まで「FAMIMA CAFÉ」の対象商品1品購入につき1円を、駐エチオピア日本大使館が主導する「草の根・人間の安全保障無償資金協力」に合わせて寄付を実施。現地のベレラ中・高等学校のトイレ建設や教育教材の購入に充てました。
伊藤忠商事は、コーヒー豆の調達において、トレーサビリティーの向上や環境に配慮した調達、児童労働・強制労働の禁止等の独自の調達方針を定めており、今後も安心・安全で美味しいコーヒーを持続的に供給してまいります。



伊藤忠ヨハネスブルグ支店
ネルソン・マンデラ・デーにちなみ高齢者・障害者支援活動に参加
南アフリカ共和国元大統領ネルソン・マンデラの誕生日である7月18日は、南アフリカではネルソン・マンデラ・デーとして知られ、アパルトヘイト撤廃に尽力した偉人にちなみ、社会奉仕活動を行う事が呼びかけられています。
ヨハネスブルグ支店では、低所得者が多く暮らすアレクサンドラ地域で、十分な住居、食料、医療ケアを欠いた困窮状態にある高齢者・障害者を支援する団体「イスロコメレン高齢者・障害者協会」に対し、社員から寄せられた食料、生活必需品の寄付を行いました。

協会スタッフで撮影した集合写真

中近東ブロック
伊藤忠中近東会社
砂漠でのゴミ拾い活動
2023年10月に、日立建機中東と伊藤忠中近東会社の社員及び家族の総勢51名が、デュバイのジェベルアリ工業地区の砂漠にてゴミ拾い活動をしました。主催者は、「DGRADE」という当地のリサイクル団体で、回収されたゴミのうちペットボトルは、糸となり最終的には衣類になります。本活動により、砂漠を美しく保つことが出来たと共に、リサイクルに関する社員の意識を高める事が出来ました。また、日立建機との共同作業は、相互のコミュニケーションを深める良い機会となりました。今後も地域におけるパートナーとの連携を深めると共に、積極的に社会貢献活動を行っていきます。


都立高校生のドバイEfW建設現場視察を受入
伊藤忠商事は2023年11月1日(水)、都立高校生のドバイEfW(廃棄物処理発電施設)建設現場視察を受けました。東京都教育庁が実施する多文化共生海外派遣研修プログラムの一環で、受入れは昨年に続く2回目で、今回の参加者は23名でした。ドバイEfWは、当社がドバイ政府から建設・運営を請け負っている世界最大級の廃棄物処理発電施設です。現在施設の建設工事を進めており、完工後はドバイの一般廃棄物の半分弱に当たる、年間約190万トンを処理し、焼却で発生する熱を利用した発電も行います。視察では、会議室で案件説明をしたあと、部分開業中のプラントのコントロールルームを紹介しました。生徒たちからはたくさん質問が出て盛り上がりました。



伊藤忠ドーハ駐在員事務所
オフィスでのペットボトルリサイクル・キャンペーン
ドーハ事務所では1年間で、オフィスで使用された水のペットボトルを合計500本集め、リサイクル業者に送りました。また、スタッフやその家族にも、オフィスやそれぞれの家庭で、ボトルや缶などをリサイクルして使用量を減らすことを奨励しています。


伊藤忠リヤド駐在員事務所
入院中の子どもたちへプレゼントを贈呈
2024年3月、伊藤忠リヤド駐在員事務所の職員9名でリヤドにある「キング・ファハド・メディカル・シティ小児専門病院」を訪問し、入院中の子どもたちを励ますためにプレゼントとしてお絵かきタブレットを渡しました。
90個を超えるプレゼントを用意し、いくつかは各部屋でひとつひとつ直接渡し、残りは病院のスタッフから届けられました。子どもたちは驚いていましたがとても嬉しそうで、ご両親にも喜ばれました。


東アジアブロック
中国(香港含む)の各地現地法人
SDGs写真コンテスト
2023年3月、中国の全現地法人において第1回SDGs写真コンテストを開催しました。社員の身の回りにあるSDGsにちなんだ風景を撮影し、地球環境を持続的に改善することの重要性を意識してもらうことが趣旨です。健康的なライフスタイル、大自然、都市の発展及び環境保全・生態保護の様子等を表現する作品など合計70を超える応募がありました。サステナビリティに関する社員教育の継続のみならず、今回のように社員が主体的にサステナビリティを考え行動を起こす機会を設け、SDGsに対する意識醸成に努めて参ります。

ウォーキングイベントを通じた環境貢献
2023年9月、SDGsへの貢献・取組強化の活動の一環として、伊藤忠中国の各現法において5回にわたり、全社ウォーキングイベントを開催しました。ウォーキングを通して、社員の運動習慣作り及び健康管理意識を高めてもらうことを目的とします。「普段より少し多く歩いてみる」を意識し、特に通勤や買い物等の日常生活の中で、取り組みました。より多くの従業員の参加を募るために、参加ハードルを低くするとともに、活動期間を延長した結果、計375人の従業員がイベントに参加し、参加者数は過去最高に達しました。また、中国緑化基金会が主催する「幸福の家―希望の木を植える」プロジェクトに参加、達成者数をもとに、寧夏回族自治区にクコの木1,000本を寄付し、農村の発展と土地の砂漠化防止にも貢献しました。



广州伊藤忠商事有限公司
現地中学校向け 持続可能な発展のための講座開講
2024年6月18日、広州伊藤忠は持続可能な開発目標(SDGs)へのコミットメントのもと、広東実験中学荔湾学校(中等部)で持続可能な発展のための講座を開催しました。この活動は、持続可能な発展に対する意識がキャンパスに深く根付くことを意図したものです。今回のイベントでは、持続可能な発展の概念を説明し、実際の事例やアニメを通じて環境問題の厳しさと緊急性を伝えました。講座や討論を通じて、約300人の教師と生徒のSDGsへの理解を深め、健康や環境保護に対する意識の向上を促しました。食べ物の浪費を減らしたり、環境保護活動に積極的に参加したりする等、日常生活でもできる低炭素で環境に優しい生活の実践を推奨し、持続可能な発展の積極的な支持者になってもらえるよう努めました。より繁栄し、持続可能なコミュニティや都市を築くために、参加者一人ひとりが貢献してくれることを期待しています。



台湾伊藤忠会社
花蓮の海岸沿いでゴミ拾い
2023年6月に台湾伊藤忠の従業員及び家族含め総勢92名で台湾東部花蓮県にある太魯閣(タロコ)に数年ぶりとなる社員旅行に行き、プログラムの一環として海岸沿いでゴミ拾いを行いました。太魯閣は高さ1,000メートル以上にも切り立つ渓谷で有名な国立公園のある観光地で、渓流が流れ出る海岸は一面白く、写真スポットとしても人気のあるとても綺麗な場所です。当日はあいにくの曇り空でしたが、子供達含め皆で海岸に落ちている流木・プラスチック片・ペットボトル等のゴミを拾い、とても充実した社員旅行となりました。


南投懸児童研修センターへの物資寄付
2024年6月に社員旅行のプログラムの一環で、社員家族・子どもたち含め95名(社員48名、家族47名)で台湾中部南投懸にある「南投家扶兒少培力館」という施設を訪問しました。この施設では貧しい環境にある子どもたちを対象にカウンセリング・教育・スポーツ・娯楽等を通して自立を支援するための様々な活動を行っています。台湾伊藤忠はその活動をサポートするため、施設で使用される洗剤・ティッシュ等の生活用品や食料品を台湾ファミリーマートから購入し、寄付しました。



韓国伊藤忠会社
赤ちゃん用の抱き枕を手縫いで作り施設に寄付
2023年9月、韓国伊藤忠の社員33名で赤ちゃん用の抱き枕を手縫いで作り、未婚母施設や保育施設等の赤ちゃん・子どもたちに37個寄付しました。抱き枕は、母親がいなくても安心して眠りについてほしいという願いを込めた支援用品です。子どもたちの年齢に関係なく使うことができるものがいいというニーズに合わせて抱き枕にしました。また、自分へのプレゼントとして喜んでもらえるように個包装しました。



大韓赤十字社でパンを手作りし、福祉施設で暮らす方にプレゼント
2024年9月23日に韓国伊藤忠の社員30名が大韓赤十字社でパンを作り、ソウル市麻浦区にある福祉施設で暮らす方(子どもたち、高齢者、障害のある方等)に寄付するボランティア活動を実施しました。
午前組、午後組に分かれて、先生からパンの作り方を教えてもらいながら、4種類のパンを約1,000個作って梱包し、寄付しました。パンを作るのが初めての社員も多く、また、作る量も多く、大変な作業ではありましたが、誰かに実際に役に立つ活動のため、皆最後まで真剣に作業をしました。


アジア・大洋州ブロック
伊藤忠インド会社
『もったいないばあさん』絵本読み聞かせイベント等を実施
伊藤忠インド会社では、2023年11月から2024年3月にかけて4R(Respect, Reduce, Reuse, Recycle)の精神を伝える“Mottainai Grandma”絵本(英語、ヒンディー語併記)の公立小学校100校へ各10冊ずつの寄贈と読み聞かせイベント、2人掛けの机椅子60セットの寄贈を行いました。インド会社からはニューデリー本社から12名、ムンバイ支店から9名のスタッフが読み聞かせイベントに参加し、小学生たちと交流しました。今後もインドでの様々な社会貢献活動に取り組んでまいります。


伊藤忠マニラ支店
国境なき子どもたち(KnK)の支援
マニラ郊外にある「国境なき子どもたち(KnK)」の青少年自立支援施設が伊藤忠商事の支援で2009年にリニューアルオープンしたことから、マニラ支店では当施設でのクリスマスパーティー参加交流などの活動を継続的に行っています。2024年は12月6日にクリスマスプレゼント(食料や学用品等)の贈呈のために訪問し、支援施設で暮らす子どもたちとの交流を行いました。


伊藤忠ダッカ駐在員事務所
現地駐在員によるバングラデシュ野球代表チームへの指導・支援及びストリートチルドレンとの交流
バングラデシュ野球代表チームへの指導の為の読売巨人軍のコーチによるオンライン指導実施及び同国への招聘の支援を行い、読売巨人軍コーチによる代表チームへの直接指導、在留邦人・子女との交流を実現しました。また、2023年1月にはパキスタンでの南西アジア大会へ現地駐在員が公式コーチとして同行、野球世界ランキングは76位から60位へ向上。2023年8月から選手2名の日本への野球留学支援も実施。毎週末、現地駐在員が代表チームの指導を通じ、現地との交流をしました。また、地場NGOと連携し、ストリートチルドレンとの交流を通じ、彼らへの生活改善・更生へのアドバイス等を実施しました。



ストリートチルドレンとの異文化交流および剣道文化の紹介
現地NGOによる、ストリートチルドレンの生活改善・自立のための教育施設を駐在員が訪問し、彼らとの異文化交流として、日本古来の武道である剣道を紹介しました。ギター演奏が得意な事務所スタッフによる、子どもたちへの地元のフォークソングの披露も行いました。また、ダッカ日本人会剣道同好会の稽古への参加を通じ、日本人および現地の方々への剣道の普及を積極的に支援しています。


伊藤忠豪州会社
Town of Port Hedland主催の式典に協賛
西豪州で参画している鉄鉱石事業の積出港となっている港湾都市ポートヘッドランドの地域貢献のために、ITOCHU Minerals & Energy of Australia Pty Ltd.を通じて同市主催の年間ジュニアスポーツ賞(男性部門、女性部門)を授与する式典に協賛しました。


(式典には代理人が登壇)
日本
大阪本社
大阪・関西万博 会場建設費用を寄付
2025年4月、大阪・関西万博が開幕となります。これに向け伊藤忠商事はグループ企業を代表して2021年に万博会場建設費用を寄付。会場建設予算1,850億円(当時見込み)の一部が伊藤忠グループの寄付にて賄われることとなりました。その後2022年には公式のロゴマークやキャラクター等のライセンス管理を手掛ける「マスターライセンスオフィス」業務を、万博を主催する博覧会協会から受託し、関西を中心に全国で万博の機運醸成に資する活動を推進しています。

出典:公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 基本計画

©Expo 2025
修学旅行生向け「万博エバンジェリストプログラム」を実施
伊藤忠商事・日本旅行・おおさかATCグリーンエコプラザ・エミールドの共催でEXPO2025 大阪・関西万博に向けた「万博エバンジェリストプログラム」を大阪に来た修学旅行生向けに開催しました。これはSDGsへの理解を深め、万博エバンジェリストとして未来を創造する若者たちを育てる万博会期終了までの限定プログラムで、2024年7月18日(木)の第1回を含めこれまで4回開催し、3校・計235名の高校生が参加しました。当日、高校生は伊藤忠商事の企業理念である「三方よし」、伊藤忠グループであるファミリーマートやDoleのSDGsへの取組み事例を学んだ後、グループワークにて各々が選んだ社会課題を三方よしの精神で解決するアイデアを発表し、伊藤忠商事より講評を行いました。


グループワーク

「大阪ステーションシティキッズウィーク」で職業体験プログラムを提供
2024年8月2日(金)、大阪本社にて小学生対象の職業体験プログラム「商社のおしごとを体験しよう!」を開催し、小学4~6年生の9名が参加しました。このプログラムはJR大阪駅開業150周年を記念して8月1~25日に開催された職業体験イベント「大阪ステーションシティ キッズウィーク」の一つで、伊藤忠商事は2015年からプログラム提供を行う形で協力しています。参加した小学生たちは、会社概要の説明、入社辞令の交付式、名刺交換、伊藤忠シンガポール会社との英語会議、ドローン事業体験、2025大阪・関西万博マスターライセンスオフィスの見学などを楽しく体験し、総合商社の様々な分野における仕事に興味を深めました。


オフィスの見学

中部支社
絵本を届ける運動
中部支社では伊藤忠記念財団を通じて「絵本を届ける運動」に参加しました。これはラオスやミャンマーなど絵本が不足している国や地域へ日本の絵本に現地語の翻訳シールを貼って届けるものです。2023年度は延べ17名が参加し計36冊の絵本をお贈りしました。
名古屋伊藤忠ビル周辺清掃活動

年に一度、美化活動として当支社ビル周辺の清掃活動を行っています。2024年度は11月20日に実施しました。総勢23名で2班に分かれてビル周辺のごみを回収しました。来年度以降も引き続きこの清掃活動を続けて行く予定です。
中四国支社
ひろしま男子駅伝にて清掃ボランティアを実施
2024年1月21日(日)、グループ会社13社45名がITOCHUの青いキャップを被り、中四国支社からほど近い平和記念公園周辺の清掃活動を行いました。清掃をしつつ、令和6年能登半島地震で被災した石川県のチームの応援をしました。


「令和6年度ごみゼロ・クリーンキャンペーン」に参加
2024年6月5日(水)、広島市が行う「ごみゼロ・クリーンキャンペーン」に中四国支社の総勢16名で参加しました。清掃する日時・場所を参加者で決めて実施することができ、昼休憩の時間を利用して、中四国支社近くの平和大通り周辺のゴミを回収しました。集められたごみの殆どは煙草の吸い殻で、改めてマナーの大切さを考えさせられました。


「クリーン太田川」に参加
広島県を代表する太田川の流域を一斉清掃する「クリーン太田川」は今年で31回目となり、範囲は太田川水系の38河川です。2024年7月28日(日)、県内各地で企業や自治体の関係者ら約8,000人が清掃活動に参加しました。中四国支社からも6名が休日の早朝に会社周辺の河川沿いを清掃しました。



北海道支社
絵本を届ける運動
2020年より、絵本が不足している地域の子どもたちのために、「絵本を届ける運動」に参加しています。厳しい環境で育つ子どもたちに、たくさんの物語や言葉を知る喜びに出会ってほしいとの願いをこめて、日本の絵本に現地語の翻訳シールを貼り、2021年にはミャンマー難民キャンプへ、2022年にはミャンマー、ラオス、カンボジアの3か国へ、そして2024年にはミャンマーの難民キャンプ、及びカンボジアに送るため、8名で15冊の翻訳絵本を作成しました。
キャリア教育活動
2021年10月7日札幌西高等学校の一年生を対象とした「キャリア探究学習」に協力しました。当日は同校から4名が来社し、当社の会社紹介を行った後、事前に北海道支社から出した課題に対する学習成果を高校生がプレゼン発表し、支社長をはじめ計3名の支社員がフィードバックを行なう、という内容で開催されました。高校生にとっては、働くことの意義や職業観を学ぶとともに、実際に働いている人を間近に見たり話を聞いたりすることで、仕事を通じて社会が成立していることを実感する良い機会となったとのことです。
東北支社
エコキャップ運動

東北支社では、認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを日本委員会(JVC)の活動に賛同し、ペットボトルキャップを集める「エコキャップ運動」に携わっています。
支社員10名と事業会社員5名のオフィスで5キロ(約2,150個)集まる毎に受入業者に寄付を行っています。集まったキャップの選別は、社会福祉施設の方々が作業をされるため就労支援にも繋がっています。地道な活動ですが、廃棄されるペットボトル容器を分別し、キャップを集めることで人々の幸せにつながる可能性を生むこの活動を継続して参ります。
東南アジアに絵本を届ける運動を実施
東北支社では、公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会の「絵本を届ける運動」に参加しています。日本の絵本にラオスやミャンマーなど現地語の翻訳シールを貼り、絵本が不足している東南アジア地域の子供たちへ届ける活動です。各自空いた時間を利用したり、昼休みに翻訳絵本の作成会を開催したりして、絵本を読む子どもたちの笑顔を想像しながら、気持ちをこめて支社員9名で15冊作成しました。完成した絵本の最終ページには現地語で作成者の名前を書き記しました。絵本を読んだ子供たちが夢と希望を持ってくれるように、今後もこの活動を継続して参ります。


「安全・安心10(イチゼロ)運動」への参加
東北支社は仙台中央地区企業防犯連絡協議会が毎月開催している「安全・安心10(イチゼロ)運動」へ参加し、特殊詐欺、闇バイト、自転車盗難などあらゆる詐欺被害から身を守るため、チラシ配布を通して被害防止の啓蒙活動を行っています。この運動は仙台中央警察署と仙台中央地区企業防犯連絡協議会が主催しているもので、運動の名前には、安全は「1(イチ)番」、犯罪は「0(ゼロ)」という思いが込められています。安全安心な地域社会実現のため、継続して活動を行ってまいります。