サステナブルファイナンス
伊藤忠商事の創業の精神である企業理念「三方よし」のもと、グローバルに事業を行う伊藤忠グループは、地球環境や社会課題への対応を経営方針の最重要事項のひとつとして捉え、企業行動指針である「ひとりの商人、無数の使命」を果たすべく、持続可能な社会の実現に取り組んでまいりました。当社のサステナブルファイナンス(環境・社会の持続可能性に貢献する資金調達)の活用は、こうした伊藤忠グループの方針を幅広いステークホルダーの皆様に認知頂くとともに、「SDGs」への取組をより一層推進することを目的としております。
実行年月 | 内容 | 評価機関 | 評価(実行時) |
2015年5月 | 日本政策投資銀行「DBJ健康経営 (ヘルスマネジメント)格付」私募債 ご参考:プレスリリース |
日本政策投資銀行 | 「AA」(最高評価) |
2021年3月 | 米ドル建て無担保普通社債(SDGs債) ご参考:プレスリリース |
Vigeo Eiris | 「Robust」(良好) |
2023年9月 | 三井住友信託銀行 グリーンローン ご参考:プレスリリース |
日本格付研究所 | 「Green1(F)」(最高評価) |
2024年3月 | みずほ銀行「Mizuho人的資本経営 インパクトファイナンス」 ご参考:プレスリリース |
みずほリサーチ&テクノロジーズ | 「AA」(最高評価) |
フレームワーク
当社は国際資本市場協会(ICMA)が定めるグリーンボンド原則2018、ソーシャルボンド原則2020及びサステナビリティボンド・ガイドライン2018に基づき、以下のSDGs債フレームワーク(サステナビリティボンド・フレームワーク)を策定しました。
セカンド・パーティ・オピニオン
当社が策定したフレームワークについて、Vigeo Eiris(現ムーディーズESGソリューションズ)より、サステナビリティボンド・ガイドライン等の原則との適合性に対する外部評価(セカンド・パーティ・オピニオン)を取得しました。
レポーティング
資金充当レポート及びインパクトレポート(影響評価報告)(2022年5月)
2021年3月に発行したSDGs債による調達資金USD500Mに関して、SDGs債フレームワーク3.2項に則り、適格事業への取組みに充当しました。また、調達資金が充当された適格事業による環境・社会へのインパクト(効果)を算定しました。
発行後レビュー(2022年5月)
当社が作成した資金充当レポート及びインパクトレポートについて、ムーディーズESGソリューションズ(Vigeo Eirisより社名変更)より発行後レビューを取得しました。
本件に関するプレスリリースはこちらをご覧ください。
フレームワーク
当社はローン・マーケット協会(LMA)等が定める「グリーンローン原則2023」および環境省が定める「グリーンローンガイドライン2022」に基づき、以下のグリーンローン・フレームワークを策定しました。
適合性に関する第三者評価
当社が策定したフレームワークについて、㈱日本格付研究所より、グリーンローン原則およびグリーンローンガイドラインとの適合性に対する第三者意見を取得しました。
レポーティング
資金充当レポート及びインパクトレポート(影響評価報告)(2024年11月)
2023年9月に三井住友信託銀行株式会社よりグリーンローンにて調達した資金に関して、グリーンローン・フレームワーク3.2項に則り、適格事業への取組みに充当しました。
本件に関するプレスリリースはこちらをご覧ください。