エネルギー分野

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脱炭素化社会の実現に向けたエネルギービジネスを推進すると共に、エネルギーの安定供給を目指して川上から川下までバランスの取れたポートフォリオを構築しています。

川上分野では、アゼルバイジャン、ロシア(サハリン、東シベリア)、イラク、カタール、オマーン等で事業に参画中です。CCS(二酸化炭素の回収・地下貯留技術)など温室効果ガス削減に積極的に取組みながら、既存権益の拡張や資産入替で優良権益の維持・拡大を推進、エネルギー安全保障に貢献していきます。

川下分野では、東京/シンガポール/ロンドンを主な拠点としてエネルギートレードを展開、エネルギー需要拡大が見込まれるアジアではインド、フィリピン等を中心に卸・販売事業を推進しています。経済的で災害に強い分散型ポータブルエネルギーであるLPガスや産業の発展に貢献するLNGの供給等、伊藤忠グループ一体となってバリューチェーンを構築、生活環境の向上を目指し国内外でのエネルギー安定供給を行っていきます。

また、温室効果ガス削減、循環型エネルギー活用に向けた次世代燃料ビジネスへの取組として、食品競合のない廃食油等を原料としたリニューアブル燃料の供給に着手している他、燃焼時に二酸化炭素を排出しない水素・アンモニアについて複数のプロジェクトを推進中です。