組織図
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食糧部門
油脂・カカオ部
パーム油、オリーブ油などの植物油及び、カカオ豆・ココア製品や胡麻などを取り扱っています。世界中で産地機能を張り巡らせ、集荷拠点の拡充を図るとともに安心・安全な原料供給体制を万全にしています。また、グループ会社と一体となり消費者視点での商品開発、販路拡大を推進することで、原料から製品までバリューチェーンの強化に努めています。
砂糖・コーヒー・乳製品部
原糖・精製糖、コーヒー、コーヒー加工品、原料チーズや粉乳などを取り扱っています。中南米、アジアといった主要産地におけるメーカー及び輸出拠点への事業参画に加え、国内における製造子会社や販売会社の経営を行うことで、原料調達から製品販売に至るまでの一貫体制を構築しています。国内外でリテール分野における協業を深化させることで、最新のビジネスの拡大も進めています。
飼料・穀物部
コーンをはじめとする飼料用穀物、小麦、米、大麦等の食用穀物、大豆、菜種等の油糧穀物を取り扱っています。国内での配合飼料と飼料添加物製造・販売事業、北米での穀物集荷事業を行い、畜産物の生産性と付加価値向上に加え、機能性の高い大麦等の原料開発を進めています。また、食用米、澱粉、小麦粉製品において、消費者動向を捉えた川下分野への展開にも注力しております。
生鮮食品部門
畜産部
牛肉・豚肉・鶏肉といった畜産原料に加え、小売・中食・外食向けの畜産加工品を取り扱っています。畜産部が持つ世界のサプライヤーネットワークを駆使し、日本国内を中心にお客様からの多彩なニーズに応える商品をコーディネートしています。
また、国内大手食肉メーカーであるプリマハムを管轄する他、カナダで養豚・豚肉製造販売を行うHyLifeを経営しており、畜産領域で川上から川下までのバリューチェーンを繋ぐインテグレーションを推進しています。
農産・水産部
青果・冷凍野菜・果汁等の農産関連商品、および鰹鮪原料・ツナ缶・ペットフード等の水産関連商品を取扱い、国内外でビジネスを展開しています。
農産分野では、世界的に認知度の高いDoleを傘下に持ち、アジアを中心にバナナ・パイン等を生産・販売する青果物事業、フルーツや野菜の加工食品を北米・欧州・アジアなど世界各国で販売する加工食品事業を営んでいます。
水産分野ではインドネシアのツナ缶製造・販売会社であるAneka Tunaを管轄し、国内客先への輸入販売や世界各地を結ぶ三国取引を行っています。
食品流通部門
食品流通部
国内外食品メーカーの市販用製品を、伊藤忠食品、日本アクセスなどグループ会社を含む食品卸各社を通じ、量販店、コンビニエンスストア、ドラッグストアなど多様な販売チャネルに向けた流通事業を運営しています。また、サプライチェーンの効率化や新たな食シーンの創造、需要喚起手法の開発など、様々な挑戦も行っております。
リテール開発部
海外ブランド食品の輸入販売、外食、給食、コンビニエンスストアなどへの業務用食材供給等の販売代理、サプライチェーン構築といった伝統的商社機能に加え、原料起点、コンセプト起点、マーケティング起点での商品提案、開発、コンサルティング機能を強化しています。また、食のデータ活用、DX、マーケティングといった視点から、取引先の問題解決、商品の売上向上、リテールの進化に貢献するサービスの開発も積極的に推進しています。