金属資源分野

金属資源分野では、鉄鋼・電力・非鉄金属業界を中心とした基礎産業への原料の安定供給をめざし、世界各地でその開発とトレードを行っています。

鉄鉱石分野では、オーストラリアで大手資源会社BHP社と共同で、マウントニューマン等、複数の鉄鉱山開発事業を手掛けるジョイントベンチャーを運営しており、年間生産量は約2億8千万トンに達しています。また、ブラジル鉄鋼大手CSN社(Companhia Siderurgica Nacional社)傘下の鉄鉱石生産・販売会社であるCongonhas Minérios社に日韓台企業連合の最大株主として資本参加しています。
オーストラリア、そしてブラジルにおいて、供給力を更に強化するための事業運営を行っています。

石炭分野では、大手資源会社グレンコア社等と共同で、オーストラリアのクイーンズランド州、及びニューサウスウェールズ州にて石炭生産・販売を行うジョイントベンチャーを運営しています。
また2011年に取得したコロンビアのドラモンド炭鉱は世界でも有数の規模を誇る炭鉱です。
その他、インドネシアの原料炭炭鉱であるスプラバリ炭鉱への投資やカナダの原料炭、Telkwa探鉱プロジェクト、またオーストラリア・クイーンズランド州の原料炭、Vitrinite探鉱プロジェクトも手掛けています。
国内外の需要家に対するエネルギー安定供給という社会的要請に応えつつ、持続可能な社会の発展に貢献すべく、温暖化効果ガスの削減技術の開発推進にも取り組んでいきます。

尚、オーストラリアでは、100%出資の事業会社であるITOCHU Minerals & Energy of Australia Pty Ltd.が、オーストラリアやインドネシアの鉄鉱石・石炭の資源開発権益を集中保有し、鉱物資源開発の効率的な事業運営を行っています。

非鉄分野では自動車軽量化にも寄与するアルミ原料のトレードの他、優良権益獲得に向けた銅・亜鉛・鉛等の探鉱活動を推進しています。更に、伊藤忠メタルズ株式会社を核として、非鉄製品や鉄スクラップ等、様々なビジネスを推進しています。
特に資源の有効活用に直結するリサイクル関連ビジネスは、3R(リデュース、リユース、リサイクル)による環境への負荷低減を図るという社会的なニーズの高まりから、同社における重要なビジネス領域の1つとなっています。

(左)BHP社提供 (右)Emirates Global Aluminium社提供