ブランドビジネスの海外展開

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1970年代、繊維カンパニーはブランドの紳士服地の輸入によってブランドビジネスに先鞭をつけました。その後、バブル景気を迎え、国内の高級ブランド市場が拡大していった1980年代より、収益源の多様化を強力に推し進めていきました。その一つが、当社が総合ライセンスを取得し、優良アパレルメーカーや服飾雑貨メーカー等をサブライセンシーとしてアライアンスを組むライセンスビジネスです。スポーツブランドや量販店向けのライセンスブランド、大型インポートブランド等、ポートフォリオも拡充していきました。1999年頃からは商権の長期安定化を図るため、商標権の取得やブランドを持つ企業への直接投資に乗り出し、「HUNTING WORLD」「LeSportsac」「mila schon」など数々の世界的な有力ブランドの買収、「CONVERSE」の日本に於ける商標権取得、Paul Smith Group Holdings Limitedへの資本参加等を進めています。
また、ブランドを切り口にライフスタイル全般へと収益の機会を拡大するほか、蓄えてきた実績とノウハウが新たなチャンスを生む好循環を活かし、今後成長の見込まれるアジア・新興国を中心にブランドの海外展開も加速しています。
2012年には、豪州コンプレッションウェアブランド「SKINS」をアジア6地域で、米国カジュアルバッグブランド「OUTDOOR PRODUCTS」はアジア13地域、中近東4地域、南米2地域で、米国ファッションアウトドアブランド「PENFIELD」はアジア4地域で、それぞれ商標権を取得し、順次展開を開始しています。さらに2014年には、イタリアの高級婦人ファッションブランド「ANTEPRIMA」を手掛け、アジア各地でリテールビジネスを幅広く展開している香港Fenix Group Holdings Limited傘下のASF LIMITEDに出資し、アジア地域におけるブランド展開の拡大など、様々なシナジーを生み出しています。
また、当社が全世界の商標・販売権を持つ米国カジュアルバッグブランド「レスポートサック」では、ブラジル、ウルグアイなど南米諸国や中東6か国での展開も開始しました。今後成長の見込める新興国の市場に於いて引続きブランド展開を拡大し、連結収益を拡大していきます。