西豪州鉄鉱石事業

西豪州鉄鉱石事業における優良資産への投資の継続

当社は、ITOCHU Minerals & Energy of Australia Pty Ltdを通じて、世界最大の資源会社BHP社と西豪州鉄鉱石事業を共同運営しています。

2017年には、同事業の中核であるホエールバック鉄鉱山が開発50周年を迎え、主要客先を招待し、記念式典を開催しました。ホエールバック鉄鉱山は1969年の生産開始以来、世界最大の露天掘り鉄鉱山として、日本・中国を筆頭とするアジア域内の鉄鉱石需要に応えてきました。高品位、且つ長期に亘って採掘可能な鉱山として、鉄鋼業への原料安定供給に貢献してきたのみならず、西豪州の経済発展と地元社会との共生においても長い歴史を重ねています。

2018年には、同事業にて新たにサウス・フランク鉄鉱山の開発を決定、2021年5月より生産を開始しました。同鉱山の開発は、西豪州における過去50余年で最大の鉄鉱山開発事業であり、25年以上に亘る操業を予定しています。本事業が計画通りに生産を開始したことにより西豪州鉄鉱石事業における長期に亘る供給能力が確保され、本事業が生産する鉄鉱石の品位向上・高付加価値化が実現されます。

加えて、2021年6月にはBHPが保有するウェスタン・リッジ鉄鉱床の一部権益を取得することで合意しました。同鉱床は、Newman鉱山に隣接し、既存の鉄道・インフラを活用し開発できることで、高いコスト競争力が見込まれています。今後、政府当局からの各種許認可取得をもって開発予定です。

西豪州鉄鉱石事業では、新たな雇用機会を創出すると共に、地域社会への貢献、労働環境の整備、環境保全等に配慮した持続可能な資源開発を実施していきます。金属カンパニーの中核事業である西豪州鉄鉱石事業は、年間出荷量2億9千万トン体制に向けて能力増強を進めており、今後も、生産者・地域と需要家を繋ぐ優良資産への投資を継続していきます。

(左)ホエールバック鉄鉱山 (BHP社提供)