AI技術を活用した次世代蓄電システムの販売

一般家庭用蓄電池(ESS)事業の取組として、日本国内において、独自ブランドの蓄電システム「Smart Star」を株式会社エヌエフ回路設計ブロック(以下エヌエフ回路社)とともに開発・製品化し、2019年度8月時点で累計約22,000台(220MWh/60MW相当)の販売実績となりました。また、機械学習をはじめとするAI技術を一般家庭用蓄電池に活用したプラットフォーム事業を展開する、英国モイクサ社のAIソフトウェア「GridShare Client」と伊藤忠商事の「Smart Star L」を連携させた次世代ESSの販売しております。
この次世代ESS(GridShare)は、AIが気象予報やユーザーの電力需要・発電予測等を分析・学習し、エヌエフ回路社のIoT遠隔制御システムと連動して蓄電池の最適充放電制御を行う事で、太陽光ならびに蓄電池の効率的な運用を可能に致します。
また、米国では、Sunnova Energy Corporation(以下「Sunnova社」)と資本・業務提携契約を締結、ESS事業の共同推進を開始しました。
同社は全米大手の住宅用太陽光事業・ESS事業者であり、米国内で合計約60,000世帯(400MW以上)にビジネスを展開しております。今後、米国でも州毎に住宅用太陽光発電設備の補助政策が順次廃止・見直しされていく方向であり、日本国内と同様、ESSの需要が高まることが見込まれております。
Sunnova社と当社は米国市場に適したESSの共同開発を行い、Sunnova社の太陽光発電設備の設置場所へのESS導入、ならびにモイクサ社の技術を活用した、米国市場におけるESSの最適運用サービス展開の検討を進めます。
今後日本国内及び米国では、太陽光で発電した電気を自宅で使う「地産地消」の流れが拡大すると見込まれております。
伊藤忠商事の培って来た蓄電池ビジネスを優良なパートナーと共に進化させ、再生可能エネルギーの効率運用、電力の安定供給化ならびに分散型エネルギー社会実現に向けて貢献して参ります。