AI技術を活用したエネルギーマネジメントシステムの展開
家庭用蓄電池の最適運用を管理するAIソフトウェア「グリッドシェア」の展開を進めています。
「グリッドシェア」は太陽光発電システムの発電量を予測するとともに、各家庭の電力消費パターン等を分析、学習します。蓄電池個別の最適な充放電を制御し、太陽光発電システムならびに蓄電池の効率的な運用を可能にします。また、「グリッドシェア」による遠隔での蓄電池充放電制御機能を活用し、蓄電池のみならず給湯器・EV等へ分散電源基盤を拡大、需給調整・容量市場等への参入やP2P 取引等、新規サービスの創出を企図しております。
新たな取り組みとして、国内で普及の進む蓄電所事業に取り組んでおり、カネカグループとの兵庫県豊岡市での案件、大阪ガス株式会社と東京センチュリー株式会社と取り組む大阪府吹田市での案件、東急不動産グループと取り組む福岡県での案件といった具体的な蓄電所案件の構築を進めております。また東京都が進める創エネ・蓄エネ推進ファンド事業の中で、伊藤忠と共同事業者となるGore Street Capital Limitedが運営事業者に選定され、官民合わせ80億円超の資金を調達、系統用蓄電所を投資対象としたファンドの本格運営を開始しました。このような蓄電所アセットの積上げに留まらず、オフグリッド型脱炭素エネルギーソリューションを推進する豪州UON Pty Ltd.との戦略的資本業務提携契約を締結し、国内で取り組む分散型電源ビジネスを海外へと展開を進めています。住宅用蓄電池から大型蓄電所、オングリットからオフグリットなど幅広い取組を通じ、これまでの投資バリューチェーンの中で更なるシナジーを生み出していきます。
伊藤忠商事の培って来た蓄電池ビジネスを優良なパートナーと共に進化させ、再生可能エネルギーの効率運用、電力の安定供給化ならびに分散型エネルギーを活用した脱炭素社会の実現に向けて貢献して参ります。
