紙パルプ事業
パルプ事業
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2012年に世界最大級の針葉樹パルプメーカーであるMetsä Fibre Oy(MF社)に出資し、現在25%の株式を保有しています。MF社はフィンランドに4つのパルプ工場と4つの製材工場を保有しています。パルプ生産数量は390万トンを誇り、その規模はパルプ市場供給量では世界随一のものです。
伊藤忠はMF社の針葉樹パルプの独占販売代理店として、アジア・北米市場に販売をしています。 パルプ製造工程では電力も創出しており、自社使用分以外の余剰分は周辺地域へ供給しています。その量はフィンランドで創出されるバイオエネルギーの約2割を占めており、地域環境保全に貢献しています。
このような優良パートナーとの取組みを通じ、今後も更なる事業強化を推進していきます。
紙・ウッドチップトレード
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子会社の伊藤忠紙パルプでは、紙・パルプの原料となるウッドチップ及び紙・紙製品を取扱っています。
ウッドチップ分野では、適切に管理された認証林から生産されるウッドチップを調達し国内外の製紙会社に販売しています。また、ニュージーランド・チリ・ベトナムで植林事業に経営参画しています。
紙・紙製品分野では、紙・板紙の販売の他、段ボールケースやラベル・伝票等の物流資材、コンビニや食品メーカー向けに環境を配慮した紙製の食品包装資材、店舗資材など色々な紙製品もグローバルに調達し販売しています。
また、加工・物流を含めたサプライチェーンの最適化や、人員不足に対応する自動梱包設備等も開発中です。