生活資材・物流分野

生活資材分野

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衣・食・住の「住」、住まいと暮らしを中心とした生活消費分野において、多様な価値創造を通じて人々の豊かなライフスタイルに貢献しています。

北米建材分野では、安定した人口増加を背景に底堅い成長が期待できる業界と位置付け、再編を進めています。フェンス製造・卸業のMASTER-HALCO社、木製フェンス製造・販売業のAlta Forest Products社に加え、2019年度はフェンス製造・卸業Jamieson Manufacturing社、及び木製フェンス製造業Reichert Shake & Fencing社を買収しました。また、単板製造業CIPA LUMBER社、単板積層材製造業Pacific Woodtech社の一部持分を大建工業㈱に売却し、共同経営を開始しています。今後は長年に亘り蓄積した知見に加え、大手建材メーカーである大建工業㈱の製造ノウハウも導入しながら、より一層の収益力強化・企業価値向上を目指していきます。

紙・パルプ分野では、アジア・ヨーロッパ・北米に構築されたパルプ販売ネットワークを基盤に、グローバル・パルプトレーダーとしての地位を一層堅固なものとし、紙パルプ事業の更なる強化を推進しています。2012年に出資した世界最大級のフィンランド針葉樹パルプメーカーMETSA FIBRE OY(MF社)は2017年の増産に続き、2023年の増産を発表しました。伊藤忠はアジア市場でパルプを販売し、MF社のプレゼンス向上に寄与して参ります。従来の紙製品、衛生材料に加え、セルロースナノファイバーや環境を意識した木質系新素材にも着目し、新技術のマーケット投入に向けて準備を進めております。

ゴム・タイヤ分野は、東南アジアにおける総合商社最大級の天然ゴム加工事業から、タイヤ卸・小売事業に至る強固なグローバル・バリューチェーンを構築しています。特に タイヤ事業では、戦略的地域である英国において、タイヤ小売業界のリーディングカンパニーであるKwik-Fit社を買収・運営し、更なる販売ネットワークの強化を進めております。

物流分野

巨大なEC企業の台頭による流通構造の変化、一方、進行するドライバー、トラック不足といった物流環境変化に伴い、新しいサプライチェーンの形を求める業界ニーズが高まっております。総合商社の強みを生かし、単なる「保管」や「輸送」といった従来の個別の運営サービスにとどまらず、業界における共同物流ネットワーク構築など、業界全体の課題解決を行うサプライチェーンの新しいネットワーク構築事業に着手しました。

物流運営事業については、中核事業会社である伊藤忠ロジスティクス株式会社が、陸・海・空の物流機能・幅広い国内/海外自社ネットワーク・経験豊かな現場物流運営ノウハウに加え商流機能等の付加価値も組み合わせた、高品質のワンストップ物流サービスを国内外の幅広い分野のお客様に提供しております。
中国においては、日系最大規模の3PL事業を展開しており、伊藤忠物流(中国)有限公司、及び大藤物流(上海)有限公司が、化粧品・アパレル・日用雑貨等のリテール/Eコマース分野や自動車関連分野を中心に、中国全土をカバーするネットワークを基盤として、きめ細やかな物流オペレーションを提供しております。
アセアン・西アジアにおいてもPT.ILC LOGISTICS INDONESIA(インドネシア/2012年設立)やIP Integrated Services Private Limited(インド/2011年設立)といった3PL企業を新たに設立し、新興市場における物流運営サービスの拡充を進めています。