衣料用素材・繊維資材分野

付加価値の追求が支える祖業の絶え間ない進化

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伊藤忠商事の祖業である原料・素材分野。麻布・羅紗などの取扱から、綿糸卸、加工綿布の輸出、紡績事業会社経営、化学繊維の輸出など、常にビジネスの形態を変化させ、領域を拡大させてきました。現在では、糸や綿などの繊維原料はもとより、テキスタイルファブリック、裏地、服飾資材、シャツ、デニム、機能素材など多種多様なビジネスにおいて、日本の高度な技術力と、アジア各地に整備された競争力ある生産体制を活かし、高付加価値商材を世界に送り出しています。
原料分野で注力する環境配慮型製品はその一例です。1991年からオーガニックコットン事業に着手し、2007年には、インドにおける綿花栽培農家の有機農法への移行を支援するプログラムを立上げました。さらに2018年には、フィンランド森林業界大手のMetsa Groupと共同での環境配慮型セルロースファイバーの工場設立に乗り出すなど、競争力のある原料の拡充に取り組んでいます。

業界の垣根を越えて多彩な「繊維」を提供

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先端技術・高機能を備える産業用繊維から、衛生用品の不織布に至るまで、およそ繊維と名のつくあらゆる資材を手掛け、グローバルにビジネス領域を拡大しています。
自動車用では、フロアカーペットやシートベルト、エアバッグ、更にはタイヤやベルトにも補強材として使用されている繊維を取扱っています。また、ゴルフシャフトやテニスラケットなどのスポーツ用品、鉄道や航空機のボディといった先端技術分野に欠かせない複合材も扱っています。このほか、エレクトロニクス分野におけるハードディスクドライブの研磨布や、建築・土木関係では防水屋根材や地盤安定用不織布、カーペット電気毛布といったインテリア製品なども取扱っています。近年では、病院や介護施設向けのリネンサプライ等、少子高齢化を背景に成長が期待されるライフケア分野にも注力しています。