都市ごみや食物残渣等の廃棄物を活用した燃料生産事業
当社は都市ごみ、廃棄物から水素、リニューアブル燃料の生産を目指す米国企業Raven SR Inc.(以下Raven)へ投資をしています。
Ravenは、植物系廃棄物や都市ごみ、都市ごみの発酵により発生するメタンガス、有機廃棄物から水素やSAF※等のクリーンな燃料を製造する技術を有しており、第一段階として水素製造プラントの商業運転を開始する予定です。燃焼プロセスを伴わない同社技術は長期間安定的に再生可能燃料を製造する持続可能な選択肢となります。
地域や地方自治体で発生する廃棄物を処理して燃料化することで、各地域が抱える環境や脱炭素の課題に沿った解決法を提供することが可能になると考えており、当社はRavenとのタイアップによりプロジェクトの実現を図っていきます。
※Sustainable Aviation Fuel=持続可能な航空燃料。航空業界での脱炭素施策として今後幅広く導入される見通し。
水素生産プラントイメージ |
SAF生産プラントイメージ |