「キッザニア東京」に環境パビリオンを出展

-グローバルな視点で環境保全を学ぶ場を-

2012年2月16日

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伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡藤正広、以下「伊藤忠商事」)は、KCJ GROUP株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:住谷栄之資)が展開する子ども向け職業体験施設である「キッザニア東京」(東京都江東区豊洲)に、オフィシャルスポンサーとして環境をテーマにしたパビリオンを2012年4月から出展いたします。伊藤忠商事が参画する世界的環境活動「MOTTAINAIキャンペーン」(事務局所在地:東京都千代田区、代表:七井辰男)での環境教育のノウハウを活かし、子どもがエコ活動を体感できるパビリオン「エコショップ」をオープンいたします。

目的

伊藤忠商事は、「次世代育成」と「環境保全」を社会貢献活動基本方針の中に掲げ、CSR活動の一環として推進しています。また、2005年より参画するMOTTAINAIキャンペーンを通じてReduce(ゴミ削減)、Reuse(再利用)、Recycle(再資源化)とかけがえのない地球資源に対するRespect(尊敬の念)が込められている言葉「もったいない」を、環境を守る国際語「MOTTAINAI」とし、持続可能な循環型社会の構築を目指しています。今回子どもに人気の高い施設である「キッザニア東京」に、グローバルな視点で環境保全について楽しく学べる場を提供することで、持続可能な社会を担う青少年の育成を目指すものです。

パビリオン特徴

当パビリオンは、「MOTTAINAIキャンペーン」の活動内容をテーマに、環境素材を使用した「マイ風呂敷」や「エコバッグ」、「マイ箸」など環境にやさしいオリジナル商品を製作していただきます。製作した商品は持ち帰り可能で、来場後も自分だけのエコグッズとして使用することで、日常生活の中でも環境保全への意識を高めてもらうのが狙いです。
また、子どもが1人参加されるごとに植林用の苗木1本分の費用が、ワンガリ・マータイさん(1940-2011)が創設したケニアの植林活動である「グリーンベルト運動」に寄贈されます。この取組みを通じて、参加する子どもたちに、世界の環境問題についても身近に感じてもらい、「自ら参加する」といった意識の醸成につなげてまいります。

参考作品

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マイ風呂敷
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エコバッグ
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マイ箸

パビリオン概要

パビリオン名 エコショップ
スポンサー 伊藤忠商事株式会社
役割/職業名 エコショップのお客様
対象年齢 3歳から15歳
体験可能人数 1回5名
体験内容

MOTTAINAIキャンペーンのオリジナル商品である風呂敷、エコバック、お箸等をオリジナルでデザインします。

子どもが1人参加されるごとに、植林用の苗木1本分の費用が、ケニアの 植林活動「グリーンベルト運動」に寄贈されます。

  • *『エコショップ』パビリオンは、こどもが「キッザニア」の独自通貨「キッゾ」を支払い、サービスを受けるパビリオンです。
  • 【参考】
  • ■キッザニア東京
  • キッザニア(http://www.kidzania.jp/[別ウインドウで開きます])はメキシコ発の子ども向けの職業体験型テーマパークで、日本では2006年に「キッザニア東京」、2009年に「キッザニア甲子園」がオープンし、楽しみながら社会のしくみを学ぶことができる体験型の施設として高い人気を博しています。現在、約60社の企業がパビリオンを出展、年間約80万人が来場しています。

  • ■伊藤忠商事の「次世代育成」への取組み
  • 伊藤忠商事は企業理念である「豊かさを担う責任」のもと、「次世代育成」を社会貢献活動基本方針のひとつに掲げています。これまでも1974年に設立された公益財団法人伊藤忠記念財団による「子ども文庫助成事業」や「電子図書普及事業」、地域の小学生などを招いて地球温暖化などをテーマに勉強する「夏休み環境教室」、障害のある子どもたちとともに野球を楽しむ「伊藤忠野球教室」、フィリピンにおける青少年自立支援施設への助成などを推進しており、今後も青少年の健全な育成を支援する活動を積極的に展開してまいります。

  • ■MOTTAINAIキャンペーン
  • MOTTAINAIキャンペーンは、Reduce(ゴミ削減)、Reuse(再利用)、Recycle(再資源化)とかけがえのない地球資源に対するRespect(尊敬の念)が込められている言葉「もったいない」を、環境を守る国際語「MOTTAINAI」とし、地球環境に負担をかけないライフスタイルを広め、持続可能な循環型社会の構築を目指す世界的な活動です。ケニアにおける植林活動「グリーンベルト運動」の創始者であるワンガリ・マータイさんが提唱し、2005年からスタートしました。
  • 伊藤忠商事など企業の賛同を受けて、風呂敷やエコバック、マイ箸などの環境配慮商品、フリーマーケットなどの収益金の一部や、クリック募金など、様々な形でワンガリ・マータイさんの理念を継続し、「グリーンベルト運動」を支援しています。