社会貢献トピックス 2012年
12月
キッザニア東京「マイはし」アクティビティを開催中
伊藤忠商事がオフィシャルスポンサーを務めるキッザニア東京の「エコショップ」パビリオンで、11 月19 日より国産の木材を使用したオリジナル「マイはし」作りをスタートしました。
好きなマークや文字を専用の彫刻機で彫ったお箸をやすりや蜜蝋などを使って加工し、使いやすいデザインに仕上げるアクティビティで、道具を持ち帰り、来場後も自分なりに加工をしたり、ツヤ出しのメンテナンスができ、男女ともに人気のアクティビティとなっています。
来場した保護者の方からも「家でも毎食使っており、子供の中にエコの気持ちが残るステキなアクティビティだった」との感想を頂きました。「マイはし」アクティビティは3月まで開催予定です。
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また、12月からパビリオン内のシンボルツリーを冬仕様に模様替えしました。シンボルツリー以外にもキッザニア全館にクリスマスツリーやクリスマスの装飾がちりばめられています。
中国大学生ホームステイ
12月1~2日、伊藤忠グループ社員の4人が中国大学生4人をホームステイさせ交流を深めました。本件は、中国大学生に日本を理解してもらう活動≪走近日企・感受日本≫の一環で、プログラム内容が拡充した第2期の1回目でした。学生たちは、各社員家族との団らんや、若手伊藤忠グループ社員との会食などで、日本に対する理解を深めてくれたようです。帰国日の送別会では、中国大学生が「日本と中国との懸け橋になりたい」と言ってくれました。
WFPチャリティ募金の呼びかけ
12月5日~6日、東京本社B1Fロビーにて、WFP 国連世界食糧計画に対する募金活動を実施し、365,261円の募金が集まりました。会場ではWFPの活動を紹介するパネルの展示や、先着でチャリティサンタ人形のプレゼントも行いました。たくさんの方々のご協力で集まった募金は、WFPを通じて世界の飢餓撲滅活動に役立てられます。
震災支援ボランティア
12月13日~16日、伊藤忠グループ社員による第13回目の東日本大震災復興支援活動が行われました。今回は、陸前高田市高田地区で被災者の方と交流及び共同作業もあり、震災発生時のお話や最近の被災地の皆さんの状況をお聞きした後のボランティア活動は、いつにもまして全員力が入りました。特に、被災者の方の「冷やかしでもいいから来てくれ、忘れられたくない」という言葉は参加者の胸に響きました。
東京本社で日本赤十字社による献血活動
12月19日、日本赤十字社による献血活動が行われ、グループ会社含めて多くの社員が会場まで足を運んでくれました。当日の体調や、海外滞在時期や地域の規定により、残念ながら献血できない場合もありますが、今回、合計97人が献血に協力しました。
韓国伊藤忠が冠岳山の森林ボランティアに参加
ITOCHU Korea LTD.
朴 珍成
韓国伊藤忠では定期的に「CSRボランティア活動」を実施しており、6回目となる今年は、9月1日に韓国伊藤忠および事業会社の社員総勢25名で「冠岳山森林手入れ」のボランティア活動に参加しました。冠岳山はソウルを取り囲む代表的な山で、円覚寺、恋主庵、三幕寺、観音寺などさまざまな文化資源も現存し、多くの市民に憩いの空間として親しまれているほか、生態系保存の観点においても非常に価値が高いとされています。水路は山にとってとても重要なもので、水路内の土砂と落ち葉を除去することによって、雨による土砂の流出防止や、周辺の生態系保全につながります。
当日、韓国伊藤忠のチームは水路の整備を担当しました。主催者側のボランティア7名も加わり、男女を問わずスコップを持って、汗を流しながら水路に溜まっている土砂と落ち葉をすくい上げました。また、掻き出した土砂と落ち葉は、雨が降った際に水路に詰まってしまわないように、平らなところに運び出す作業も行いました。
作業が終わって山から下りてくると、みんな顔や体に付いた土と汗が混じって、まるで炭鉱で作業してきたかのように真っ黒になり、中には手足が蚊に刺された痕でいっぱいになっている人もいました。
水路には木の根などが土砂と一緒に混じっており、スコップで土砂を出すのは思ったより大変でしたが、きれいになった水路を見て、参加したメンバーの顔はみんな満足そうな笑みにあふれていました。
11月
震災支援ボランティア
11月8日~11日、伊藤忠グループ社員による第12回目の東日本大震災復興支援活動が行われました。陸前高田市の旧市役所の近くで、13人の参加者が、側溝掻き出しや瓦礫の分別に励み、作業中には被災者の方から「ご苦労様」と声もかけられました。震災直後から埋まったままの側溝を3日間掻き出すと、最後には水が流れ出すまでになりました。
「子どものためのジャズコンサート」にMOTTAINAIと共同ブースを出店
11月10日、六本木ヒルズで行われた「子どものためのジャズコンサート」に協賛し、世界的環境活動「MOTTAINAIキャンペーン」と共同でリサイクル素材を使用したマイふろしきづくりのブースを出店しました。
ジャズコンサートには小中学生と保護者約1500名が来場し、本格的なジャズや被災地の小学生との演奏のコラボレーションに聴き入っていました。また企業とNPOなどの共同ブースが今回初めて出店され、伊藤忠商事×MOTTAINAIのブースでは定員を上回る50名以上がワークショップに参加しました。
2歳の子どもも参加してくれ、子どものみならず保護者も思い思いのスタンプを押してオリジナルのふろしきを作り、MOTTAINAIの心を肌で感じてくれたのではないでしょうか。
自分オリジナルの風呂敷をバッグにしたときの出来栄えに、子どもたち自身も驚き、そしてそれが誇らしげな笑顔に変わる時、自然と拍手が起こり、周りに笑顔が広がっていきました。
ボルネオ植林ツアー
11月22日~27日、第4回目ボルネオ植林ツアーが開催され、国内外から18名のグループ会社員が参加しました。植樹開始から3年が経過し、大きく成長した木も確認できました。灼熱の暑さの中、全員が森林再生を願って、一人20本の植樹を目標に汗を流しました。野生のオランウータンとも遭遇することもでき、参加者全員が自然生態系保全の重要性を認識しました。
宮城まり子さんとねむの木学園コーラス隊によるミニ音楽会開催
伊藤忠青山アートスクエアのオープン企画第一弾として開催している美術展にちなみ、11月29、30日に、お昼休みミニコンサート「宮城まり子とねむの木のこどもたち」を伊藤忠商事本社にて特別開催しました。
12月1日は弊社の設立記念日であり、宮城まり子さんから二代目伊藤忠兵衛氏が45年前の学園創立の際に静岡までお一人でやって来られたこと、ねむの木学園の最初の支援者であったことなどを伺う大変貴重な機会となりました。
二代目忠兵衛氏の想いを引継ぎ、こうして伊藤忠として今回東京・青山でねむの木学園の支援を継続できたことの意義を社員も改めて知ることができました。
伊藤忠中南米会社社員がカミノ・デ・クルセス国立公園の植林活動に参加
伊藤忠中南米会社
伊藤忠中南米会社(ILASA)では、社員のArturo Sanchezさんからの発案により、10月にCSR活動を行いました。事前調査の結果選んだのは、Asociacion Nacional para la Conservacion de la Naturaleza( ANCON )という民間のNPO法人が行っているカミノ・デ・クルセス国立公園の森林再生活動です。1985年に設立されたANCONは、生物多様性と天然資源の保護を目的に活動しており、「Reduce your carbon footprint with ANCON(ANCONとともに二酸化炭素の排出量を減らそう)」というプログラムを推進しています。私たちは、500平方メートルの土地に300本を植樹することになりました。
活動当日、朝早くカミノ・デ・クルセス国立公園に到着し、そこから植林地までピックアップトラックで移動です。舗装されていない荒れた道をトラックで移動するのはとてもエキサイティング。車内ではみんな絶叫していました。公園到着後、早速植樹作業に取り掛かりました。最初は写真を撮っていた私も、途中から作業に加わり、最後には他の人たちと同じように泥だらけになりました。とても蒸し暑い中、各自5~20本植樹し終えたころにはみんなヘトヘト。今回は小さな木を植えたに過ぎませんが、この活動を通じて地球の森林を守るために少しでも役に立つことができたと実感し、とても貴重な体験になりました。
ANCONからのコメント
パナマ運河分水嶺に位置する自然保護地区のカミノ・デ・クルセス国立公園での植林ツアーを通じて、ILASAの方々と自然について学びながら交流し、自然保護活動をともに行う機会を提供できたことを嬉しく思います。今回の活動を通じて、自然環境を破壊する汚染要因を減らし、天然資源を保護する大切さを各自で意識していただきたいと思います。
10月
キッザニア東京「エコショップ」でエコバッグコンテストを開催中
伊藤忠商事がオフィシャルスポンサーを務めるキッザニア東京の「エコショップ」パビリオンで、8月よりエコバッグのアクティビティを開始しており、こちらに連動して毎月「エコバッグデザインコンテスト」を実施しています。長く使えるデザインをテーマに、子どもたちのオリジナリティ溢れる世界観で趣向を凝らしたデザインが集まっています。デザインだけでなく、友達や家族へのプレゼントにしたり学校のサブバッグにしたりと使っているシーンをイメージしながら楽しく作っている様子が伝わってきます。コンテストは11月まで開催しています。
また、10月からパビリオン内のシンボルツリーを秋仕様に模様替えしました。紅葉やリンゴの木をイメージした色合いで、明るい秋を表現しています。
震災社員ボランティア支援
10月11~14日の4日間、伊藤忠グループ社員による第11回目の東日本大震災復興支援活動が行われ、12人の参加者が、側溝掻き出しや瓦礫の分別に汗を流しました。今回は12日のボランティア活動の後、陸前高田市小友小学校を訪れ、小友町バレーボールスポーツ少年団との交流も行いました。これは伊藤忠社員募金の一部が、同少年団のバレーボール用ポール購入の支援として寄付されたことから始まったものです。社員ボランティアは子供たちと混じってバレーボールの練習や試合をして大いに盛り上がりました。
あきる野市で秋の自然観察会を開催!
10月20日、社員およびその家族総勢18名が参加し、あきる野市の横沢入で自然観察会を行われました。バッタ、カマキリ、赤トンボ、クモ......。あぜ道を思いっきり駆け抜けた子供たちにはたくさんの「ひっつき虫」のお土産。当日は、稲刈りをするグループもいて、自然豊かな里山の風景と動植物を、大人は懐かしい気持ちで、子供は遊びの宝庫として楽しむことができました。因みに「ひっつき虫」とは、ヌスビトハギやイノコズチ等の種で、人の衣類などにひっついて種を散布する植物のことを言います。
伊藤忠青山アートスクエア オープニングセレモニーを開催
10月26日午前10時より「伊藤忠青山アートスクエア」のオープニングセレモニーが開催されました。企画第一弾の「ねむの木のこどもたちとまり子美術展」の主催者である学校法人ねむの木学園園長であり美術展のディレクターである宮城まり子さんやねむの木学園のこどもたちも参加し、晴天の中、大変なごやかなセレモニーとなりました。「ねむの木のこどもたちとまり子美術展」は12月25日まで開催される予定です。ぜひお越しください。
関連動画
伊藤忠青山アートスクエア ホームページ
伊藤忠インド会社:養護施設への寄付を通じた社会貢献で子供たちに光("Jyoti")を
ITOCHU India Pvt. Ltd.
Harish Milwani
ITOCHU India Pvt. Ltd.(以下、IIPL)インド事務所では、古着や食料をMissionaries of Charity of Mother Teresaが運営する「Jeevan Jyoti Home 」という養護施設に寄付しています。この施設名には深い意味が込められており、「Jeevan」は"生活"、「Jyoti」は"光"という意味のヒンディー語です。
この施設では身体や精神に障害を持つ82人の子供たちが生活しており、Missionaries of Charityのシスター(修道女)たちが、24時間体制で日夜休むことなく子供たちの面倒をみています。ここで暮らす孤児たちは重い障害を持っているため、掃除や食事の世話など、日常的に手助けが必要です。彼らの世話はとても手のかかる大変な仕事ですが、シスターたちのおかげで子供たちはいつも幸せそうに暮らしています。その姿にIIPLの社員たちは心が温まり、また、シスターたちの献身的な姿に感動しています。
IIPLでは今後も、彼女たちの活動を微力ながらも支援していきたいと考えています。
9月
東日本大震災から1年半の募金活動
東日本大震災から1年半たった9月11日から21日まで、復興支援の社員募金を伊藤忠の各拠点で行いました。役員、社員はもちろん、海外駐在員やグループ会社社員まで多くの方からの善意が集まりました。会社も同額をマッチングして、合計607,230円を公益社団法人 日本国際民間協力会に寄附し、「東北 子供の夢応援団プロジェクト」を通じ、被災地の子どもたちの支援に活用してもらいます。
詳細は下記URLを参照ください。
震災社員ボランティア支援
9月13日~16日の4日間、伊藤忠グループ社員による第10回目の東日本大震災支援ボランティア活動が行われました。9名の参加者が、昼は陸前高田市で草刈りや花壇つくりに汗を流し、夜は、いつものように宿泊地の気仙沼市で飲食を通じての復興に協力させて頂きました。今回は、12月に支援させていただいた被災者の方とお会いすることができ、復興に向けて頑張られている状況もお聞きしました。お話を伺って、参加者たちは、被災地での活動をさらに続けたいと思いました。
8月
セミの羽化観察会
8月1日夕方日比谷公園にてセミ羽化観察会が行われ、社員および家族28名が参加しました。社員ボランティアや自然観察指導員の指導のもと、地中からセミが出てくるところから木に登って、羽化を始める様子、そしてセミになるまでを観察しました。大人も子供も「東京の真ん中でこんな活動が見られるとは!」と驚くと同時に全員大喜びでした。そして自然観察員の方から、生命の営みの重要性も教えて頂き大いに勉強になりました。
震災社員ボランティア支援
8月9日~12日の4日間、東日本大震災支援の伊藤忠グループ社員による第9回目ボランティア活動が13名の参加を得て行われました。昼は陸前高田市で水田の水路掘り出し等に汗を流し、夜は、宿泊地の気仙沼市で地元の方々とのふれあい等を通じて復興に協力しました。今回は、他企業や大学生ボランティアとの合同作業になりましたが、被災して土砂にうずもれていた水路が貫通し、水が流れ始めた時には全員から歓声があがり、達成感を味わうことが出来ました。
夏休み子ども教室
8月22日、東京本社10階で「夏休み子ども教室」を開催し、青山小学校、近隣の子どもたち、社員家族など27名の子どもたちが参加しました。1992年から毎年、夏休み環境教室として実施してきましたが、21回目の今年は株式会社みずほフィナンシャルグループと共催で、更に内容を拡充しました。第1部ではお金の仕組みの授業やクイズ、お札を数える練習、一億円を持つ体験、第2部ではMOTTAINAIキャンペーンの説明、プレオーガニックコットンの紙芝居、エコバッグ作成、また最後にはカブトムシのプレゼントと2時間で盛りだくさんの内容となりました。
特に、1億円の重さを当てるクイズの直後に本物の1億円が登場したときには、保護者の方からも歓声があがり、一人一人1億円を持ち上げて、熱心に写真撮影をされていました。また第2部の授業では、「MOTTAINAIを自分の手で表現できて嬉しかった」「楽しくバッグが作れてもっとエコしたいと思った」「作っている人の苦労を知ったので、少しでもプレオーガニックコットンを使っている製品を買いたい」といった声が聞かれ、楽しみながら、今後自分なりに環境問題を考え、行動する良いきっかけにもなったようです。また最後のカブトムシプレゼントでは40匹のカブトムシを前に子どもたちが目を輝かせ、夏休みの楽しい思い出にもなりました。
- プレオーガニックコットン:オーガニックの認証取得に到るまでの移行期間に収穫された綿花。
【参考】プレオーガニックコットンプログラム
伊藤忠シンガポール会社:恵まれない子供たちやお年寄りのためのイベントを開催
ITOCHU Singaporeでは「Social Committee」を組織して、地域貢献などの観点から社員が参加できるボランティア活動の場を提供し、2010年から、恵まれない子供たちやお年寄りのためのイベントを開催しています。
2011年度はAsian Women's Welfare Association(AWWA)と共同で、2つのイベントを企画しました。
まず2011年12月16日には、社員ボランティア10人がマクドナルドでChildren's Partyを開き、約30人の子供たちを招待しました。おもちゃ付きのランチセットを食べた後、ボランティアも参加して子供たちとゲームを楽しみました。子供たちにはバルーンアートもプレゼントされ、パーティーの最後にはスクール用バッグと文房具の入ったお土産袋も渡されました。皆とてもパーティーを楽しみ、目がキラキラと輝いていたのが印象的でした。
また2012年1月13日には、社員ボランティア約10人により、約40人のお年寄りを招待したイベントを開催しました。グランドハイアットホテル内レストラン「オアシス」での豪華な昼食後、世界最大の観覧車「シンガポール・フライヤー」に乗りました。この観覧車に乗るのは皆さん初めてで、眼下に広がるすばらしい眺望に圧倒され、感動していました。イベントの終わりには、お年寄りたちに20ドルのアンパオ(お年玉袋)とオレンジ2つ※、アメニティ用品と食べ物が入ったお土産袋が渡されました。参加された方々はとても楽しんでおられ、感謝の気持ちを伝えてくださいました。
この2つのイベントを通じてボランティアたちは、シンガポールには恵まれない、貧困に苦しむ地域がまだあることを実感しました。微力ではありますが、このようなCSR活動を長期にわたって続けることで、恵まれない人々の手助けをしたいと考えています。
- オレンジは吉を運んでくる縁起の良い果物と言われており、中国の春節(旧正月)に偶数個のオレンジをやりとりする習慣があります。
ステークホルダーからの声
パーティーの様子
Social Worker, Asian Women's Welfare Association (AWWA)
Mohammad Fandi Adam氏
マクドナルドでのすばらしいパーティーを企画してくださったITOCHU Singaporeの方々に、この場を借りてお礼を申し上げます。子供たちは今回のイベントをとても楽しんでいました。ボランティアの方々も楽しんでいただけたかと思います。また子供たちはいただいたお土産袋、風船、おもちゃも大変喜んでいました。本当にありがとうございました。
今後もITOCHU Singaporeの皆さまと一緒にこのようなイベントを企画したいと思います。
7月
キッザニア東京「エコショップ」で英語プログラムを開始
伊藤忠商事がオフィシャルスポンサーを務めてるキッザニア東京の「エコショップ」パビリオンで、7月よりアクティビティを最初から最後まで英語で行うプログラム「E@Kアクティビティ」を開始します。E@Kアクティビティは、人とのコミュニケーション力を磨くことを目的とするもので、「エコショップ」では毎週木曜日に実施します。現在はオリジナルの「マイふろしき」をつくるアクティビティを行っており、大変好評です。
また、パビリオン内のシンボルツリーが夏仕様に模様替えをしました。日本の文化である「ふろしき」を利用し、夏らしい柑橘系の果実とさわやかな風を表現しています。
震災社員ボランティア支援
東日本大震災支援の伊藤忠グループ社員による第8回目のボランティア活動が21名の伊藤忠グループ社員が参加して陸前高田市で行われました。今回は、伊藤忠アメリカ会社社員や、大阪、岡山勤務のグループ会社社員など、多士済々のメンバーが参加、陸前高田市で汗を流しました。被災地ではまだまだボランティアが必要となる作業多いことを全員が実感し、畑の整理や側溝の掻き出しを頑張りました。
ロビーコンサート
7月23日、東京本社にて第21回伊藤忠ロビーコンサートが開催され、700人強の社員・OBとそのご家族、地域の皆様が来場されました。また毎年ご招待しているアガペセンターの皆様を今年もお招きし、コンサート前には司会の竹下景子さんと小林会長との交流会を開催しました。皆さん、1年に1回のこの日を楽しみにしていたとのことで、溢れる笑顔で交流、記念写真撮影をされ、ニューヨークシンフォニックアンサンブルの演奏も非常に喜んで頂きました。また、竹下景子さんと小林会長のミニト-クでは、被災地の皆さんの頑張りや、伊藤忠記念財団の絵本による支援などが話題にのぼりました。ロビーコンサート21年目となるニューヨークシンフォニックアンサンブルの演奏も素晴らしく、アンコールも2曲披露され、音楽が全ての人・地域共通の言語であることを改めて感じることが出来ました。
6月
中国大学生ホームステイ
6月2~3日の二日間、第10回中国大学生≪走近日企・感受日本≫訪日団の3人の大学生が伊藤忠グループ社員の家にホームステイし、交流を深めました。このホームステイは、中国に進出している企業が共同して毎回優秀な中国大学生を日本に招待する活動≪走近日企・感受日本≫の一環として行われました。初めて日本を訪問する大学生ばかりでしたが、それぞれが、浅草から神田、そして原宿などさまざまな場所をホームステイ先の家族とともに訪問し、日本での週末を十分エンジョイし、よい思い出を作って帰りました。
震災社員ボランティア支援
東日本大震災支援の伊藤忠グループ社員による第7回目のボランティア活動が行われ合計22名が参加しました。今回は、食料カンパニーや化学品部門より多くの新入社員が参加し、今までで最高の人数となりました。新入社員は自慢の体力を、ベテランはそれなりの経験を活用して、震災以来、初めての瓦礫撤去となった中学校の斜面で頑張りました。土の中から、生活用品からバイクまでさまざまなものが出てきました。復興のためにまだまだ支援が必要と全員が確信しました。
青山小学校3年生が校外授業で来社
6月25日、伊藤忠東京本社のすぐそばにある青山小学校の3年生27人が来社。 10階会議室、及び22階の「パレス」食堂から周りの状況を観察しました。この活動は、「高いところから見る地域を調べる」という授業です。伊藤忠商事は従来から同小学校の活動に協力しています。 子供たちは、10階からでも「高い、高い」と興奮して周りを見ていました。また上の1/3しか見えないスカイツリーにも大きな声で喜んでいました。
東京本社で日本赤十字社による献血活動
6月28日、日本赤十字社による献血活動が東京本社10階会議室で行われました。当日は、グループ会社含めて多くの社員が献血会場まで足を運んでくれた結果、合計99人が献血し、また10人が骨髄バンクドナー登録をしました。日本赤十字社からは、「予定していた血液が確保できた」と感謝されました。 また6カ月後にも多くの社員の協力を得て行う予定です。
子どもの本100冊助成
株主の皆様とともに行う「子どもの本100冊助成」が、東北のボランティア団体に届き始めました。この助成活動は、株主様宛情報の電子化にご承認いただき節約できた用紙代・郵送料等を、伊藤忠記念財団が行う文庫助成に協力するものです。当社も同額を寄付して、2012年度は15セット(1セット=100冊)の児童書を東日本大震災の被災地で活動されている団体に送り、子供たちへの読み聞かせなどで有効活用してもらいます。
欧州機械グループ:次世代電力網の構築を目指して
欧州機械グループでは、本社の電池システム課と共同で欧州エネルギー大手のE.ON AGと電力網の最適化を目指し、その構成要素であるSmart Homes+V2G( Vehicle to Grid)のビジネスモデルの検証を行っています。東日本大震災による福島第一原発の事故以降、欧州でも原子力発電のあり方を見直す動きが出てきており、再生可能エネルギーの拡大とあわせて、より安全で効率的、そして環境負荷の少ない次世代電力網の構築が急がれています。
その構成要素のひとつとして考えられるのが、分散型エネルギー網の構築です。小規模風力発電、太陽光発電などを電源とし、自然エネルギーゆえの発電量の変動を各家庭や集合住宅などに取りつけられる蓄電システムや電気自動車に貯めて使うことで、経済性や電力網の安定性を最適化するものです。
伊藤忠とE.ON社では、電気自動車メーカーとも協力し、英国、スウェーデン、ドイツの3ヵ国で、伊藤忠が出資するEnerDel Inc.製のリチウムイオン電池を使い、実証試験を通して電池の最適利用方法及び性能劣化を検証し、電池の二次利用に関するビジネスモデル、次世代電力網における電力サービスモデルを共同構築していく予定です。欧州機械グループでは、低炭素社会関連事業分野においてE.ON社と幅広く協力し、環境負荷の少ない次世代電力網構築への貢献を目指します。
5月
震災社員ボランティア支援
東日本大震災支援の伊藤忠グループ社員による第6回目のボランティア活動が行われ14名が参加しました。1日目と3日目は開墾(畑つくり)でしたが、ともに被災者の方との共同作業で、前向きに進まれる被災者の姿勢にボランティア社員も感動しました。2日目は、運動会を控えた小学校での側溝の瓦礫撤去でした。子供たちのためにと全員で力をあわせました。
WFP ウオーク・ザ・ワールドに参加
5月27日(日)途上国の子供たちの飢餓をなくすために、世界各地で開催されるチャリティーウオークの「WFPウオーク・ザ・ワールド」に伊藤忠グループとして参加しました。参加費の一部がWFP国連世界食糧計画の学校給食プログラムに役立てられます。
伊藤忠(中国)集団有限公司及び伊藤忠物流(中国)有限公司が植樹、寄付活動を実施
東アジアブロックでは昨年より、北京から300キロ離れた河北省阜平県東紅峪村で、植樹と子供向け学用品の寄付を行っています。
今年も4月14日に伊藤忠(中国)集団有限公司(ICN)及び伊藤忠物流(中国)有限公司(ILC)の従業員と家族約80人が、現地での活動に参加しました。
参加者は東紅峪村に到着するとすぐに、植樹用の穴を掘ったり苗木を運んだりの活動を開始。約1 時間で、山の坂に自分たちが新しく植えたクルミの苗木がいっぱい立ち並ぶのを見て、大きな達成感に包まれました。クルミは、緑化効果に加えて地元の人々の貧困脱却の一助にもなります。植樹を終えた後、一行は近くの小学校に移動し、小学生たちに子供向けの新しい図書や、25セットの文房具などを手渡し、交流を図りました。喜ぶ子供たちの笑顔に接し、参加者一同朝からの疲れもふっとび、大変有意義な週末を過ごすことができました。
東アジアブロックの小関総代表は寄付式で、企業理念である「個人と社会を大切にし、未来に向かって豊かさを担う責任を果たしていく」ことについてお話しし、村が美しくより豊かになり、子供たちが良い環境の中で元気に成長してほしいと期待を寄せました。
今回の活動を通じて、物資が豊かな北京にいるだけでは分からない貧困地域の生活状況を肌で感じ、「豊かさを担う責任」とは、広く社会とのつながりも踏まえた言葉だと実感しました。また、子供たちの喜ぶ顔に接し、CSR担当者として、今後も支援の輪を広げたいと感じました。
阜平県政府事務室主任
王興氏
政府関係者コメント
伊藤忠グループは中国でビジネスを展開するとともに、貧困地域への支援にも力を入れています。今回の植樹や教育支援などの社会貢献活動を通じて、グローバル企業として強い責任感で尽力していることに感銘を受け、県政府及び村民を代表して、深く感謝申し上げます。
4月
キッザニア東京に「エコショップ」がオープン
4月3日、キッザニア東京で伊藤忠商事が提供する環境パビリオン「エコショップ」のオープニングセレモニーが行われました。
セレモニーには、エコショップのアクティビティである、マイ風呂敷、エコバッグ、マイ箸づくりをいち早く体験した子供5名が参加し、「自分だけのエコグッズをつくれるのが楽しい。大切に使います。」など感想を述べてくれました。
キッザニア東京「エコショップ」の詳しい内容はこちらから
春の自然観察会
4月8日(日)社員ボランティア組織「伊藤忠のふれあいのネットワーク・自然観察部会」は新宿御苑で「春の自然観察会」を開催し、社員・家族・OB等総勢23名が参加しました。コブシやハクモクレン、そしてイロハモミジの赤い小さな花等多くの花や芽吹きで春の訪れをジックリ感じることができました。
3月
東日本大震災1周年の社内募金活動
東日本大震災から1年が経過した3月12日、13日の両日、伊藤忠商事は被災地を継続支援するという考えのもと、社内募金を実施しました。社員の関心は高く、638,171円(東京・大阪両本社分)の募金が集まりました。
募金した社員からは「震災から1年が経ったが、報道を見てまだまだ息の長い支援が必要だと実感した。自分ができることを続けていこうと思う。」との声も寄せられました。
最終的な募金金額に伊藤忠商事も同額をマッチングし、被災地の復興支援に寄附する予定です。
震災社員ボランティア支援
東日本大震災支援の伊藤忠グループ社員によるボランティア活動が、3月15日~18日、及び3月22日~25日の2回行われ、合計25名が参加しました。今回で4回目、5回目となる支援活動です。今回は、悪天候で行動が制約された時もありましたが、全員が力をあわせて、側溝の掻き出しなどに頑張りました。
2月
「バレンタイン募金」を実施
2月14日のバレンタインデーに、伊藤忠の東京・大阪両本社で、「みんなで募金して東北の被災地に愛を送ろう!」と題する募金活動が行われました。この活動は、社員有志から「バレンタインデーやホワイトデーのための費用を、被災地の皆さんに送ろう」というアイディアから始まり全社運動に拡大したものです。
大阪本社では朝と昼、エレベーターホールやそれぞれの部署の中で、社員ボランティアが精力的に募金を集めました。東京本社では、朝一番に岡藤社長からの「寄附第1号」を弾みに、昼休みの募金活動中には多くの社員からの寄附が集まりました。今回集まった378,817円は、震災発生直後から宮城県、岩手県で復興支援活動をしている公益社団法人 日本国際民間協力会(NICCO)に寄附し、被災地の学校活動の支援に役立てていただきます。
震災社員ボランティア支援
東日本大震災支援の伊藤忠グループ社員によるボランティア活動が、2月16~19日に行われました。昨年12月から始めた伊藤忠グループとしての支援活動の3 回目です。
今回も10 名の伊藤忠グループ社員が、2月の寒さをものともせず、昼は岩手県陸前高田市の現場で汗を流し、夜は宮城県気仙沼市で飲食による復興支援を行いました。全員が伊藤忠グループ社員ですが、ほとんどが初めて会う者ばかりでした。でも、1日目の作業から全員がひとつにまとまり、3日間全力で頑張りました。
今後も継続して実施します。
宮城県より東日本大震災への支援に対する感謝状を授与
2月21日、宮城県の若生正博副知事が伊藤忠商事東京本社を訪問され、東日本大震災発生直後から伊藤忠商事が行った支援に対して、感謝状をいただきました。当日は宮城県気仙沼市で生産活動を継続しているグループ会社のヤヨイ食品株式会社も参加し、復興に向けた現地の様子や継続支援の必要性などさまざまなお話を伺いました。また、伊藤忠グループとして定期的に社員ボランティアの派遣を続けていることについても、若生副知事より感謝のお言葉をいただきました。
1月
青山通りの地域清掃活動を実施
1月19日、東京本社近辺で、伊藤忠商事の1年目社員による地域清掃活動が行われました。これは2011年度より開始した新人による社会貢献活動の一環で、清掃活動は今回が9回目となります。今回は参加した16人全員が女子社員といういつもより華やかなメンバーが、寒さにもめげず、地元自治会や警察の方、他企業の皆さんと協力して清掃や啓発物配付に頑張りました。さらに今回は伊藤忠グループのシーアイ・ショッピング・サービス株式会社の13人も加わって伊藤忠グループで合計30名を超える(事務局含め)大人数での参加となり、周りの皆さんからも大いに感謝されました。拾えたごみの数よりも多くの皆さんに行動を見ていただき、東宮御所警備のおまわりさんからも「ご苦労さま」と声をかけていただきました。当日はとても寒い一日でしたが、地域の皆さんとのつながりを感じることができた温かい活動となりました。
台湾取引先からの毛布を宮城県石巻市雄勝町へ寄贈
東日本大震災発生後、伊藤忠商事の台湾取引先である東部微型電機股分有限公司から救援物資として毛布約1,500枚を寄贈いただきました。熱い想いの支援でしたが、当初は国内外から大量の毛布支援があり、すぐには届けることができませんでした。震災後、初めての冬の季節を迎え、このたび、2012年1月21日及び28日の2日間において、現地で活動するNPO「一般社団法人 Sweet Treat 311」のご協力を得て、宮城県石巻市雄勝町を中心とした9ヵ所の仮設住宅施設の居住者及び在宅避難生活者の手元に温かい毛布を直接お届けすることができました。当日は伊藤忠社員もボランティアの皆さんとともに支援活動に参加しました。被災地の一日も早い復興をお祈りいたします。