社会貢献トピックス 2009年
12月
伊藤忠設立記念行事(音読ライブ、補助犬デモンストレーション)
毎年設立記念日に、東京本社1Fロビーにて各部署によりさまざまなイベントが実施されます。
音読ライブは、社員ボランティアグループ「ふれあいネットワーク音読部会」が、毎月第2土曜日に渋谷区の高齢者介護施設にて行っている様子を社員に紹介するために、毎年実施されているライブです。今年で3年目となる補助犬の紹介は、NPO日本補助犬協会指導員より、実際の犬の仕事振りのデモンストレーションと街や駅にて盲導犬や介助犬をつれている人に出会ったらというテーマにてお話をいただきました。
マザーテレサハンセン病センターへ古着の寄付(伊藤忠インド会社)
12月4日、日本人会ボランティアグループを通じてニューデリー近郊のマザーテレサハンセン病センター(ハンセン病患者の外来、入院治療を行っている施設)へ、ニューデリーオフィス社員から集まった古着の寄付を行いました。沢山の古着に、施設のシスターも大変お喜びの様子でした。
東京本社ロビー WFP絵画展・ボルネオ植林体験ツアーパネル展
東京本社1Fロビーにて、12月8日~16日、ボルネオ島での植林体験ツアーの写真展並びにWFP 国連世界食糧計画の活動紹介を開催し、WFPに対し233,139円の募金が集まりました。会期中に、植林体験ツアーの参加者から直接体験談を聞くことができました。また、パネル展の初日には、社員食堂にてWFPのレシピにて作成した学校給食(農村ボランティアで収穫した大豆を使用した粥)の試食会を開催。150食があっというまに終了しました。
社員が育てた大豆を使用した「TABLE FOR TWO」メニュー
毎週金曜はHealthy foodの日のキャッチコピーのもと、東阪両本社名古屋支社の社員食堂にて、「TABLE FOR TWO」を実施しています。12月11日には、東京本社食堂にて農村ボランティアで作成した大豆を使用した対象メニューを提供しました。
フィリピン 恵まれない子供たちのための自立支援施設「若者の家」完成
伊藤忠商事が資金を援助した、NGO「国境なき子どもたち」(KnK)の青少年自立支援施設「若者の家」の開所式が12月11日、子供たちのパフォーマンス中心に盛大に行われました。KnK支援の子供たちはいつも喜びをダンスで表現するそうです。この施設は当初開所式を予定していた9月に台風がフィリピンを襲ったため、家をなくした多くの子供やその母親の避難所としてすでに利用されておりました。今回の出席者の中には、避難中にこの施設で産気付き、無事に出産したお母さんと赤ちゃんも含まれていました。
詳しい様子は、KnKのホームページをご覧ください。
東京本社 献血・骨髄バンク登録 (128名受付、骨髄バンク登録9名)
12月14日 日本赤十字社による、今年2回目の献血が実施されました。
大阪本社 日本赤十字社による幼児安全法講習
東京でも人気の高い幼児安全法を大阪本社にて実施。17名が参加しました。
先生のお話はとてもわかりやすく、小さなお子さんをお持ちの参加者からは是非社内セミナー以外でも講習を受け続けたいとの感想がありました。
中国の小学校へモリゾー&キッコロの絵本を寄贈(上海伊藤忠商事有限公司)
12月15日、上海市威海路第3小学校にて、「モリゾー&キッコロ」の中国語版絵本「森林的美声」100冊の贈呈式が行われました。贈呈式には上海市人民対外友好協会等政府関係者、同校の先生・小学生約80名、上海伊藤忠からは佐々木総経理が出席しました。
今回の絵本をきっかけに、中国の子供たちが自然と環境を大切にする意識を高めてくれることを期待し、今後も日中文化交流に貢献していきたいと考えています。
New Yorkにて「Angel Tree」プログラムに参加(ITOCHU INTERNATIONAL INC.)
NY州QueensにあるForster Careの団体「Forestdale Foster Home」(子供たちにForster familyを紹介してサポートする団体)を通して、子供たちが希望する(小さい場合は団体のスタッフが好ましいと思われる)プレゼントを有志スタッフが寄付しました。
50人の子供たちの年齢は1歳の赤ん坊から12歳までで、半分以上は赤ん坊から小学生低学年。ギフトの品は、ギフト券(SephoraやForever21等、おしゃれに興味を持ち始めたPreティーンの女の子用)、幼児用の三輪車や玩具の自転車、幼児用の教育玩具(赤ん坊・幼児が遊びながら言葉・数を覚えるような玩具)などが主でした。
集めたギフトはForestdale Foster Homeに送られ、クリスマスギフトとして50人の子供たちに渡されました。
11月
「愛の薪配り」ボランティアに参加(韓国伊藤忠株式会社)
11月7日、韓国伊藤忠社員とその友人など20名が、市民ボランティア団体「生命の森」が主催する「愛の薪配り」ボランティアに参加しました。ソウル郊外の森林で枯れ木を集め、焚き木用に切りそろえた後、一人暮らしのお年寄りにお届けする活動です。枯れ木をバイオマスとして活用でき、また同時にお年寄りにも喜んでいただける大変やりがいのある活動でした。
オランウータン勉強会@多摩動物公園
ボルネオ島での植林体験ツアーに先立ち、11月8日オランウータンの勉強会を多摩動物公園にて実施しました。動物公園の解説員より、オランウータンはひとり立ちをしたら単独行動をするですとか、握力が人間の数倍もあるので木々より降りずに森を移動できるなどの話を伺った後、待ちに待ったスカイウォーク見学です。子供たちのみではなく大人も童心に返り歓声をあげていました。
ボルネオ島植林体験ツアー実施
11月19日から23日の日程で、植林体験ツアーを実施しました。
詳細は特集ページ「ボルネオ便り」をご覧ください。
日本赤十字社によるセミナー「幼児救急とAEDの使い方」
9月のAEDセミナーの際に要望の多かった「幼児救急とAEDの使い方」のセミナーを実施し39名が参加しました。
幼児で気をつけるところや大人との違いをわかりやすく解説していただき、最後は幼児の模型を使ったロールプレイをチームに分かれて実施しました。
新宿御苑自然観察会実施
社員ボランティアグループふれあいのネットワーク主催で、日本自然保護協会の観察指導員のかた2名を講師として11月23日に実施しました。(参加者18名)
木々が紅葉したり、また落葉もはじまり天気にも恵まれ、自然と触れ合う一時を過ごせました。参加者から「新宿御苑は都会の中心にありながら、明治以来守られた森林が豊富にあり、沢山の生物が生息していることをもっと多くの人に知っていただきたい。自然に守られて、今、自分たちが生きていることを感じて欲しいです。」などの声がありました。
社会貢献活動週間「ボランティアウィーク」(11月25日-12月7日)
伊藤忠商事では、12月1日の設立記念日前後の1週間づつをボランティアウィークと位置付けており、さまざまな活動を展開しております。
<活動例>
ブックマジック(NPO JEN)、絵本を届ける運動(SVA)、補助犬デモンストレーション(東京、名古屋)、路上生活者支援物品寄付(NPO山友会)、途上国に送るぬいぐるみ作成(フェリシモ)、名古屋支社の清掃活動(NPO Green bird)、港区の一人暮らしの高齢者へ宛てた年賀状作成
名古屋支店での清掃活動レポート
12月2日、支店長はじめ有志11名が集合。他の参加者とあわせて約50名がグループに分かれてごみ拾いに出発!その日初めて会った、動機も年代もさまざまな人たちとゴミを拾いながら、言葉を交わします。「ゴミを集めながら、おしゃべりする」っていうより「おしゃべりしながらゴミを集める」ってスタイルが好き、という女の子の言葉が心に残りました。有志で集まった人たちが、人のため、地域社会のために、自分の時間と労力を無償で提供する。「きれいな街は、人の心もきれいにする」団体のコンセプトを体感できた貴重な経験となりました。
10月
第3回障がい児向け伊藤忠野球教室開催
10月4日、伊藤忠テクノソリューションズ(株)の協力の下、3回目の野球教室を開催し、22名の子供たちが参加しました。元ヤクルトスワローズ投手の矢野講師よりのスポーツマンシップのお話やウォーミングアップなどの後、グループに分かれての捕球の練習とバッティングを行いました。さまざまな障がいのある子供たちが入り混じった教室なので、手話通訳も大活躍です。また今年度は東京本社近くの都立青山高校の学生もボランティアとして参加してくれました。
インドネシア 伊藤忠トゥルーリーケア (ストリートチルドレンを祭りに招待)
ジャカルタでは、10月3日から11日まで、ジャカルタ日本祭りが開催され、伊藤忠の有志は、次の二つのイベントを独自に企画し、祭りに参加しました。
- 「インドネシアの大学生を対象に、日系企業における職業観についてのセミナーを開催」
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学生たちに、日系企業の職場の様子や価値観を紹介しました。
- 「ストリート・チルドレンをクロージングイベントに招待」
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社内で集めた募金で子供たちの交通費を賄い、社員が付き添い祭りに招待。参加した子供たちは、今まで見たこともない日本文化を体験することができました。上記のイベントは、どちらも現地の新聞で紹介され、また、ストリート・チルドレンを祭りに招待するという私たちのアイデアは、数々あったイベントの中でも、最も有意義な、良い企画であったというコメントを実行委員よりいただきました。
社員食堂で不要になった食器を、NPO団体などに寄付
東京本社社員食堂にて使用していた食器を、NPOえがおつなげて等にダンボールで8箱寄付しました。
リユースしていただきありがとうございます。
青山まつりへの協力
毎年恒例の青山まつりにて、昨年に引続きボサノバのコンサート会場を提供しました。
当日はコンサートの他、各メーカーの自転車試乗会も開催されました。
社員3名の家庭で中国人大学生のホームステイ1泊受け入れ
毎年、中国日本商会主催の「走近日企・感受日本」にホームスティ受け入れボランティアとして協力しています。このプログラムは、未来の中国を担う中国の大学生を日本に招聘し、日本及び日本企業に対する理解を深めてもらうことを目的としています。
「TOTOどんぐりの森づくり」に九州支社参画
10月24日、69名が参加して生態系の学習会と、木々の種であるどんぐり拾いを行いました。どんぐり拾い→自宅で苗を育てる(2年間)→植樹場所の下草刈→植樹(春・夏2回)という長いスパンでの活動ですが、10年後、20年後には広葉樹の森となって環境保全に貢献し、次の世代へ自然の大切さを伝えていければと考えております。
「第18回ほほえみスポーツフェスタ金沢」に参加(金沢支店・北陸藤親会)
10月25日、「第18回ほほえみスポーツフェスタ金沢」(障害のある方もない方も一緒に気持ちのいい汗を流しましょう!)に今年も参加しました。今年は総勢300名程と賑やかな大会となりました。支店と北陸藤親会から18名が召集係・ゴール係・賞品係に分かれてお手伝いをし、ゴールを駆抜ける参加者を全力で追いかけ、最後は全員でダンスを踊り楽しい1日が終わりました。また、金沢支店食品課のお客様からは沢山の賞品提供を頂きました。今年も18回目のボランティア参加のタスキを繋ぐことができ、嬉しく思っています。
ボルネオ島の森林再生の調印式及び森林再生Forum開催
2009年10月26日、マレーシア、コタキナバルにて伊藤忠が支援する森林再生プログラムの契約書調印式及びforumが、WWFと現地森林局の間で開催されました。当社から赤松アジア総支配人と鈴木(総務部)が参加し、調印式冒頭にはサバ州首相・ムサ氏及び森林局長Datuk Mannun氏より、伊藤忠に対して感謝の意思表明がありました。
同forumの内容は、現地での新聞のみならず、インターナショナル・ヘラルド・ビューローでも概要が報道されました。
山梨農村ボランティア4回目(大豆の収穫と秋野菜の収穫)
10月31日、山梨県北杜市にて今年度最後となる農村ボランティアを実施しました。今回は単調作業になってしまうためちょっとゲーム要素をとりいれて、チームに分かれての「大豆狩り競争」を実施。これは速さだけではなく実用的かどうかなど色々な点を踏まえてNPOえがおつなげての小黒審査委員長に採点してもらいました。あたりの山々はとても美しく紅葉しており、目にも楽しい一日となりました。
9月
日本赤十字社によるAED講習
9月10日、今年度2回目の日本赤十字社による東京本社内セミナーを開催いたしました。
今回は社員に人気が高いAEDを使用した救急救命法ということで、42名の参加がありました。
創業150周年記念プロジェクト「伊藤忠奨学金」給付第一期生来社
伊藤忠奨学金2009年度給付対象者が東京本社に集まり、伊藤忠の事業内容・CSR活動などを盛り込んだオリエンテーションに参加しました。オリエンテーション後には、社員との交流を図るための懇親会も開催され、奨学生からは「伊藤忠商事に対する理解と、奨学生間の友好が深まった」と大変好評でした。
東京2009アジアユースパラゲームズ 語学ボランティア参加
9月12日、アジア地域の14歳から19歳までの若い選手を対象とした障害者スポーツの国際競技大会「東京2009アジアユースパラゲームズ」に、伊藤忠奨学生と伊藤忠グループ社員の総勢45名が参加。交流のため、奨学生と社員がペアを組み、当日は二人一組で協力しながら、それぞれの留学生の母国語を活かした通訳ボランティアを行いました。前日のオリエンテーションの際に、担当競技ごとに分かれての打ち合わせを社員と行いました。
山梨農村ボランティア3回目 <収穫・開墾>
9月12日、山梨県北杜市にて今年度3回目となる農村ボランティアを実施しました。NPO「えがおつなげて」の協力を得て継続的に行っているもので、当日はあいにく小雨の降り続く一日となりましたが、午前中はトマトと枝豆の収穫。午後は15年間使われていなかった休耕田の開墾を行いました。
シドニー・マラソン チャリティー寄付
シドニー五輪を記念して始まったシドニー・マラソンも9回目となり、市民に根付き、各種の慈善団体が募金活動を行なっています。伊藤忠豪州会社及び伊藤忠グループ各社社員は、The Starlight Children Foundationという団体の募金活動趣旨(長期入院・難病のこども達とその家族のサポート)に賛同して寄付を行いました。9月20日、初春のシドニー特有の抜けるような青空の下、 約32,000人が参加して行われたこのシドニー・マラソンで、伊藤忠グループからは社員・家族合わせ総勢36名が参加しました。このシドニー・マラソンには9kmのレース及びファミリー・ランと呼ばれる4kmのレースと4つの異なるレースがあり、"Team ITOCHU"のメンバーはそれぞれ体力と気力にあわせ思い思いにレースを楽しみました。
青山小学校校外授業「地球温暖化」受け入れ
近隣の港区立青山小学校の6年生17名を対象に、東京本社にて地球温暖化に関する授業を開催いたしました。
青山熊野神社祭りボランティア参加
9月26日~27日開催の青山熊野神社祭りにボランティアとして16名が参加しました。金魚すくいの手伝いやお神輿を担ぐなど、それぞれができる事で地域に少しだけ貢献できたかと思います。
和歌山県「企業のふるさと」制度の活動・稲刈り
9月26日、5月に植えた苗の稲刈りを新入社員から役員まで総勢41名で行い、7俵(玄米420kg)ものお米を収穫することができました。
稲刈りの他に神社の清掃、なすの収穫など行い、今回も地元の方達に大歓迎いただき、昼食には現地の美味しい野菜やおむすびなどをいただきながら久しぶりの再会に交流を深めました。
8月
大阪本社社内セミナー「日常に密着した介護セミナー」
8月19日、「日常の生活に即した介護法」のセミナーを開催いたしました。当日は20名が参加し、車椅子を体験しました。
生活資材・化学品カンパニー企画「お仕事参観日~お父さんお母さんの仕事を見に行こう~」
朝、お父さんお母さんと一緒に通勤して厳しいラッシュを体験。出社後は、まずは新入社員に挨拶を教えてもらい職場で実践し、夕方には実際に親の働いている姿をみて、お父さんお母さんが毎日どのように仕事に取組んでいるのか理解してもらうというプログラムでした。
それをより効果的にするために昼間には、高学年は商社ビジネスをプチ体験できる「いきいきビジネスゲーム」で、低学年はキッザニアで自ら仕事体験をしました。また、高学年は昼にお父さんお母さんと一緒にB1食堂でランチをしたり、ボルネオの森林再生についての勉強、さらには商社の仕事を実感してもらうために東京港も見学しました。
7月
山梨過疎農村ボランティア~草取りと野菜の種まき~
7月11日(土)、山梨県での農村ボランティアの2回目です。今回は、高速道路が大変混み、遅れての到着だったため、早めに昼食をとり午後から作業を開始しました。
畑に到着して・・絶句。雑草がびっしり茂っていて、どこに大豆があるのやら。
まず、なぜ雑草を取る必要があるのかの説明を聞いたのち、果てしない地道な作業を開始。
必死の健闘むなしく、すべての雑草を取り終えることはできませんでしたが、子供達は人参の種とカボチャの苗を植えるという楽しい一日のようでした。次回は9月の野菜の収穫と開墾です。
社内セミナー「リアルな人生を生きる」
東京本社にて、7月15日シドニーパラリンピック車椅子バスケ代表の及川晋平さんを及びして、苦しんだからこそ見える人生観をお話いただきました。
及川さんは16歳のとき骨肉腫になり悩んだ結果足を切断、その後22歳のときに強豪千葉ホークスで車椅子バスケを始め、2年後に渡米。NBAシアトルスーパーソニックスが傘下に持つ車椅子バスケチームや、94年全米優勝 チームFRESNOなどいくつかのチームを渡り歩き、現在東京都にあるNO EXCUSEでプレイをしています。
プリザーブドフラワーコサージュ作成ボランティア
来る22日の東京本社でのロビーコンサートの際に、アガペセンターのみなさんにプレゼントするためのプリザーブドフラワーコサージュを、社員ボランティア24名が参加して作成いたしました。少しでも優雅な気持ちでコンサートを聴いていただきたいという思いで全員がこころを込めて作成いたしました。
伊藤忠商事 2009 ITOCHU LOBBY CONCERT
毎年、東京本社ロビーコンサートにアガペセンター※の利用者の皆さんをご招待していますが、今年は7月22日に、職員の方含め27名の方にニューヨーク・シンフォニック・アンサンブルの音楽をお楽しみいただきました。このコンサートには伊藤忠グループボランティア他、共立女子大学の学生にもご協力いただいております。毎年、来社されたアガペセンターの方を竹下景子さんが訪ねてくださいますが、今年は丹羽会長も顔を出され、自らお菓子を利用者の方々にプレゼントいたしました。
- 社会福祉法人日本キリスト教奉仕団 障がい者総合福祉施設
インドネシア店有志によるスラム街の小学校支援
7月12日、ITCインドネシア、ジャカルタ事務所の有志グループが支援物資を持ってバンタルグバン地区の小学校を訪問いたしました。 同地区は、ジャカルタ市から車で1時間位の場所にあり、ジャカルタ市から出るゴミ投棄処理場(巨大なゴミの山)になっていて、そこではゴミの中から使えるものを集め売って生活している最貧層の人々や、その子供達が劣悪な環境の中で暮らしています。
当日は日曜日で休日にも係らず、多くの先生達・子供達やその親達が集まってくれました。子供達による歓迎のパフォーマンスに始まり、支援物資搬入、校内見学、写真撮影、子供達一人ひとりにお菓子を手渡した後、ゴミ投棄処理場の一部を視察してまいりました。
社員たちから集まった寄付金は約8.5万円、教室用の机・椅子、ホワイトボード等の購入に充てられました。また、集まった支援物資は、多くの衣類(新品・古着)やおもちゃ等々で、段ボール箱10箱程度が贈られました。
アサヒビールの夕べにてチャリティバザ-開催
7月30日、毎年好例の「アサヒビールの夕べ」にて、チャリティーオークションとバザーを行いました。今年の売り上げと寄付金は、クリニクラウン(臨床道化師)を小児病棟に派遣している、NPO法人日本クリニクラウン協会に寄付をし、闘病中の子供達が子供本来のチカラを取り戻し、笑顔になる環境を創るために役立ててもらいます。
6月
港区立青山小学校3年生校外授業「高いところからわが街を見る」
今年も青山小学校の3年生20人が6月11日に東京本社ビルにやってきました。
高いところからみると、自分が住んでいる町にはどんなものがあるんだろうと自分の町を知るための授業です。
U20世界ラグビー選手権*通訳ボランティア
2009年6月5日~21日の17日間で第2回U20世界ラグビー選手権が日本各地で開催されました。ついては相互会ラグビー部が窓口となり伊藤忠グループでボランティア参加を呼びかけたところ、4名のボランティア参加があり秩父宮ラグビー場で行われた2試合で各国ナショナルチームへの英語通訳、試合会場案内等の活動を無事行うことができました。商社マンとして日頃鍛えている英語と調整能力を如何なく発揮できる活動であり、その能力をこのような世界大会で役立てることができたことは大変意義あることだと考えます。今後も近隣企業のひとつとしてラグビー大会へのボランティア活動を積極的に続けていきたいと思います。
子供達の飢餓撲滅のための「ウォーク・ザ・ワールド」に参加
6月7日(日)に行われたチャリティウォーク「ウォーク・ザ・ワールド」に、伊藤忠商事として39名(伊藤忠グループとして約200名)が参加しました。真夏のような暑い日差しの中一斉にスタートし、情緒溢れる横浜の街を参加者が5km、10kmの各コースを歩き堪能しました。なお、本活動の参加費の一部はWFP 国連世界食糧計画の学校給食支援に充てられています。
広島市主催の「ごみゼロ・クリーンウオーク」に参加
6月7日(日)に行われた「ごみゼロ・クリーンウオーク」に、伊藤忠商事、グループ会社社員あわせて11名が参加しました。この活動は、昭和57年にスタートし、広島市民の環境美化意識の高揚を図るとともに、ごみのないきれいな街にすることを目的とした散乱ゴミ追放キャンペーンです。11ヵ所の出発点を各自が選んで参加することができます。
日本赤十字社による社内セミナー@東京本社「応急手当」
23名が参加して、地震や災害などはもちろん、日常生活の中でケガをしてしまったら・・、出血したときの手当など、三角巾の使い方や包帯の巻き方など実習を中心に学びました。また、今回はこれからの季節に多い熱中症について、かかってしまった場合の対処の仕方を教えていただきました。頭では分っていても、何度も定期的に練習しておかないと緊急時には役に立たないものです。今後も定期的に実施をしていきます。
日本赤十字社による献血(東京本社)
第20回目の東京本社献血を行い、申し込み者数157名の方々に献血にご協力いただきました。また、骨髄バンクドナー登録では6名の登録がありました。
5月
山梨過疎農村ボランティア~青大豆の種まき~
5月30日(土)、山梨県北杜市の過疎村にて農村ボランティアを実施しました。3年目の今年は、面積を3倍(1,500m2)に増やしての実施です。
午前は都市農村交流センターみずがきランドにて、「農村の現状とCSR活動の可能性」と題した講義をうけ、午後はいよいよ種まき作業です。2粒づつ畑にまっすぐ種を埋めていきます。これは2本が支えあって、より丈夫に育つためだそうです。人と同じなんですね。
リピーターも多かったため、要領よく時間内に作業を終えることができました。次回は7月の草取りです。
和歌山県「企業のふるさと」制度の活動として田植えと蛍の遮光ネット張りに参加
5月30日(土)和歌山県、高野山のふもとにある標高450mの自然豊かなかつらぎ町天野の里にて、伊藤忠大阪本社の社員約50名が田植えや蛍の遮光ネット張りに参加しました。
この制度は企業と農村が協力しあって農地の保全活動をするもので、田植えや稲刈り体験を通じて現地の方々と交流し、農業への理解や自然への関心を深め、農村の活性化にも役立てようというものです。
当日は全員でおそろいのTシャツ(繊維カンパニー協賛)を着て水田に入り、地元の方々の掛け声にあわせて田植えを進めていきました。
東京都障害者スポーツ大会
伊藤忠商事は1994年から、東京都などの主催による大会に社員の介助ボランティアとしての参加と、また食料カンパニーからは飲料水の提供を行っています。5月30日(土)に青梅にある知的障害者援護施設「それいゆ花の里」からの選手のサポートとして、共立女子大・短大の学生と伊藤忠グループあわせて14名がボランティアに参加。雨模様にも負けない奮闘によるメダルラッシュは、選手とボランティアの笑顔を一層輝かせていました。また、今年は東京都障害者スポーツ協会より永年支援と協力を行っている団体として感謝状をいただきました。
4月
お花見クリーンアップ
今年で11年目となった、昼休みでの青山霊園清掃活動をご近所の商店街の方と一緒にそめい吉野がきれいに咲く中行いました。
昨年からはブルーシートでの場所取りが禁止となったため花見客が制限されたようで、例年よりゴミの量も少なくゴミ袋2袋ほどが集まりました。
伊藤忠インターナショナル会社と伊藤忠プロミネントUSAがニューヨーク市の公園で清掃ボランティアを実施
鈴木CEO及び社員とその家族ら40名が集まり、ニューヨーク市クイーンズのフォレスト・パーク内の小道の草むしり、ごみ拾いを行いました。灌木等のため人が通れなかった場所が、最後には散歩ができるほどとなり、園長にも感謝していただきました。社員が一体となって同僚と素晴らしい時間を共有し、有意義な休日となりました。
大阪本社社内セミナー「もう一歩を踏み出すための介助法」
4月22日、理学療法士の福辺節子さんをお招きして「介助される人が本来持っている力を引き出していく」介助法についてのお話をお伺いしました。28名が参加しました。
明晴学園中等部設立資金の支援
明晴学園とは、ろう児がまずしっかりと第一言語としての手話を身につけるよう、教師等が日本手話にて授業を行う日本で唯一の学校です。
この学園の理念に共感し、初等部設立時より支援をしていますが、このたび中等部設立にあたっても支援しました。
2009年6月、明晴学園は東京都に対し中学部の設置を申請することができました。東京都の認可が得られれば、2010年4月には中学部が開設され、小学部を卒業した子供たちが安心して「手話による中学校」で学ぶことができるようになります。
伊藤忠商事協賛「ねむの木のこどもたちとまり子美術展」開催
4/28-5/23にて、宮城まり子さんプロデュースの美術展が金沢21世紀美術館にて開催されました。会期中は、毎日ねむの木学園の生徒たちのミニコンサートが開催されるなど、ファンならずとも楽しめる素敵な美術展でした。
- ねむの木学園とは・・1968年に日本初の肢体不自由児療護施設として発足しました。創立者の宮城まり子さんは長年にわたる児童の福祉、教育向上の功績が認められ、内閣総理大臣賞、ヘレンケラー教育賞などさまざまな賞を受賞しています。