本業を通じた被災地支援プログラム 陸前高田市新ブランド米「たかたのゆめ」の展開に関して

2013年10月2日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡藤正広、以下「伊藤忠商事」)は、陸前高田市が今秋から新たに展開する新ブランド米「たかたのゆめ」を食品原料の販売会社である伊藤忠食糧株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:公山隆)を通じて販売を開始します。

「たかたのゆめ」は、津波で甚大な被害に遭った陸前高田市が、独自の地域ブランド確立や地域競争力の確保、農業復興のシンボルとしての確立を目指しているお米です。地域ブランド米として付加価値を付けた販売を目指し、伊藤忠食糧を通して、2013年11月から都内百貨店にて販売を開始します。今後は、伊藤忠商事が展開しているベルギーの高級ベーカリーレストラン「ル・パン・コティディアン」にて「たかたのゆめ」を使用したメニューの展開等も予定しています。
本プロジェクトは、生産過程においても伊藤忠グループの社員ボランティアが現地農家の方と交流しつつ、6月の田植えから10月の稲刈りまで継続して支援してきました。社員食堂での試食会や独自のホームページをつくるなど、初収穫を社員ボランティアが約半年間かけて盛り上げてきましたが、今回生産から販売まで一貫した支援を行うことにより、「たかたのゆめ」を伊藤忠グループの本業を通じた被災地支援プログラム第一号案件として育てていきます。

東日本大震災から2年半が経過しましたが、被災地の産業復興・地域再生を目指し、今後も長期的な視野で、伊藤忠グループの総合力を最大限に生かして様々な被災地支援への取組を行っていきます。

販売概要

発売時期 2013年11月
主な販売先

米屋彦太郎 銀座三越店                

米蔵山田屋 新宿高島屋店              

お米館 調布本店                         

[news_1310022.png] たかたのゆめのパッケージ

新品種米「たかたのゆめ」について

「たかたのゆめ」は、JT(日本たばこ産業株式会社)が陸前高田市の復興支援として、「いわた13号」を権利も含めて寄贈した新品種米。今秋に初収穫を迎える。市は「全国の皆さんに愛される名称を」と公募を行い、文字通り、陸前高田市の夢につながるプロジェクトとして農業復興のシンボルとしていく考え。2013年より12戸の農家で作付けし、約50トンの収穫を見込む。

岩手県陸前高田市と伊藤忠の繋がり

2011年12月より伊藤忠グループの社員ボランティアが側溝の掻き出し等で毎月訪れている地域。また「伊藤忠子どもの夢ファンド」を通じて、陸前高田市の中学校の部活動や少年野球チームに関する支援を行う等、継続的な支援を続けている。

今後のイベントの予定

10月5日 稲刈り (陸前高田市)

10月6日 サイクリングイベント「ツール・ド・三陸」にて、参加賞としてサンプル配布

10月18日 森虎農園(東京・虎の門)にて、稲刈りイベント

10月27日 六本木ヒルズアリーナにて、たかたのゆめのおにぎり販売

伊藤忠たかたのゆめプロジェクト

伊藤忠食糧株式会社概要

会社名 伊藤忠食糧株式会社
代表者 公山 隆
本社所在地 東京都港区南青山一丁目1番1号 新青山ビル西館21階
URL
[news_131002.png]